[ テーマ: 家族が幸せになる住まいづくり ]
2009年7月5日08:00:00
こんにちは。
住まいの結婚相談所の若松です。
前回は、
昔の木造住宅はなぜ地震に弱かったのでしょうか?
それは“軽い柱に重たい瓦屋根”で頭が重かったことと、
壁の配置がアンバランスであったことです。
新耐震基準に適合し、適切な施工が行われた木造住宅は、
「無害又は軽微な損傷を受けただけのものがほとんどだった」
という阪神淡路大震災での建築物被害調査結果を見てもわかるとおり、
大地震にも耐えることのできる木の家を作ることができるのです。
システムキッチンや外観などにお金をかける前に
耐震・免震を考えましょう。
耐震や免震にかかるコストを「高い!」と削ってしまうことがありませんように。
でしたね。
今日は、快適で安全な生活を送るための話です。
『耐火』『耐震』とお話してきましたが、
『防犯』も大切なポイントですよね。
「鍵をかければ安心」とか「オートロックだから安心」、
なんていうのは一昔前の話。
防犯について最近、怖い事件が増えているので多くの方が
何かしらの対策をとっているのではないでしょうか?
窃盗犯の侵入方法は何が多いと思いますか?
ガラス破り、錠開け、錠破りが多いというデータがあります。
「ピッキング」と「サムターン回し」の被害が大きく報道され、
ピッキング対策の錠前に替えた方も多いのでは?
しかし、玄関がダメなら窓からということで、
窓ガラスを割って侵入する被害も多いんです。
窓ガラスが簡単に割られてしまうような家は、
「頭かくして尻かくさず」の状態です。
玄関と窓の防犯対策が必要です!!
その対策としては、ガラスに防犯フィルムを張るとか、
鍵を複数付けるとか、ピッキングされにくい鍵に替えるとか、
サーチライトを設置するとか・・・。
このように後からでもできることはたくさんありますよね。
でも、最初から防犯を意識した配置計画をすることは、
家が建ってからではできないので重要だと思います。
では、どんな家が狙われやすいのか?を考えてみてください。
空き巣は、周囲からよく見える住まいを嫌います。
光や音も嫌い、死角を狙います。
そんな泥棒の考えを知った上で、門扉やバルコニーの構造、
街路からの見通しなどを考慮した住まいのつくり方を工夫してみましょう。
例えば、
エクステリアは家の中の様子が見えない、でも道路からの見通しがきく生垣に。
バルコニーも同じく、外からは室内が見えない配慮はしながらも、
バルコニーは見えるガラスなどの手すりに。
侵入者が潜むことのできる空間をつくらない配置計画。
門灯や庭の外灯などの照明、アラームの設置など。
このように住まいづくりを工夫することにより、
近所で互いに気配りや目配りができ、
防犯だけでなく不審者の発見や火災予防などにも効果があります。
まちの安全性や防犯面は、そのまちで暮らす上で大切な要素です。
まちのつくりや住まいのつくりと深い関係があるんです。
こうした配慮が積み重ねられることで安全なまちづくりに繋がるんですね。
危機感を持ってください。
今日は、住まいづくりでの防犯対策が中心の話でしたが、
今住んでいる住まいにももちろん防犯対策は必要です。
「まさか家は狙われないわ」とか、
「忙しいから暇ができたら防犯グッズ見に行こうかな」
って思っていませんか?
もしかしたら明日、あなたの家が空き巣被害を受けるかもしれないんです。
先日、100円ショップで防犯コーナーを見つけました。
ネットでも取り寄せる事ができますよね。設置だって簡単です。
周りの防犯への意識が高い中、自分の家だけが何の対策も
していなければやはり窃盗犯に目をつけられていてもおかしくありません。
「明日は我が身」という危機感を持ってなるべく早く行動くを。
では、また。
追伸 感想や質問などのメールは大歓迎です。
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[ テーマ: 家族が幸せになる住まいづくり ]
2009年6月28日08:00:00
こんにちは。
住まいの結婚相談所の若松です。
前回は、
理想の家とは、なんでしょう?
デザインが素敵であることでしょうか?
いいえ、やはり生命と財産を守れる強い家が基本ですよね。
木造住宅は『火災』には強い?弱い?とちらでしょう。
処理をきちんと行えば、どの工法でも耐火性を強めることは簡単。
4階建ての木造共同住宅だって可能なのです。
つまり、
世界最古の木造建築物である法隆寺を建てた大工さんのような、
木の特徴をあますことなく発揮させる職人の技を持っている
良い大工さん、良い棟梁に建ててもらうことが大切なのです。
でしたね。
今日の話は、木造住宅は『地震』に強い?弱い?です。
地震のように水平力が働く場合、頭が重いのは良くありません。
ですから昔の木造住宅のような、
“軽い柱に重たい瓦屋根”は弱かったんです。
そしてもう1つ。
建物にはバランスが大切です。
壁の配置などがアンバランスだと、
地震の時、建物にねじれる力が働くので危険です。
いくら強い材料を使ったとしても、壁の配置、
バランス、材料の組み方が悪いと弱い家になるんですね。
阪神・淡路大震災での建築物の被害調査結果で、
新耐震基準に適合し適切な施工が行われた木造住宅では、
無害か軽微な損傷を受けただけのものがほとんどでした。
倒壊など大きな被害を受けた木造住宅は、
昭和56年以前の旧耐震基準で建てられた建物が
多かったことがわかっています。
各階の剛性が低かったり、平面的に壁が偏っていたりと、
アンバランスな構造であったためだと言われています。
地盤調査に基づいた基礎をつくり、頑丈な土台や柱、
剛性の高い床や壁をバランスよく組み合わせることで、
木の家は大地震にも耐えることができるんですね。
安心にかけるコストも大切です。
“食”に“防犯対策”・・・などなど、
安心や安全を買う時代になってきました。
でも、地震の国にすんでいながら、
地震に対する私達の考え方はまだまだのような気がします。
「地震保険を掛けているから大丈夫。」なんて・・・。
保険が下りるということは → 家が被害にあうということです。
つまり、受取人であるあなたが生きている保障も無いという事です。
まずは、丈夫な家づくりを考えましょう。
耐震や免震にかかるコストは、通常坪単価の一割増し位。
でも、その一割を「高い!!」という人が多いらしいのです。
「命あってのもの」ですよ。
システムキッチンや外観などにお金をかける前に、
耐震・免震を考えましょう。
見えるものについつい目が行ってしまう気持ちもわかりますが、
消耗する豪華設備じゃなく、安心にお金をかけることを忘れずに。
では、また。
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[ テーマ: 家族が幸せになる住まいづくり ]
2009年6月21日08:00:00
こんにちは。
住まいの結婚相談所の若松です。
前回は、
化学物質は危険、自然素材は安全。なのでしょうか?
自然素材にもデメリットがあります。
大切なのは、特徴を知ること。
自然素材ならではの味わいを感じ、劣化や傷みを早く見つけて、
特徴に合ったメンテナンスをしながら共に生きて行きましょう。
自然素材を熟知し、特性や扱いや対処法をきちんと説明してくれる職人さん(プロ)がいれば、
あなたも、自然素材の住まいとうまく付き合っていけるでしょう。
でしたね。
今日は、『災害に強い』話です。
現存する世界最古の木造建築物って知っていますか?
そう、法隆寺です。
1300年以上も法隆寺の柱は建物を支え続けているのです。
木は切り倒されてからだんだん強さを増すんだとか。
200年~300年は強度が上昇するそうですよ。
バイオリンは木で作られていますが、製作してから200年~300年過ぎた頃が
もっとも良い音色がでるんです。
これも木の強さと関係があるんでしょうね。
以前、ある本で印象に残っている大工さんの言葉があります。
「木というのは、100年生きた木ならば100年、
1000年生きた木ならば1000年持つ」と。
良い大工さん、良い棟梁は、木の特徴をあますことなく発揮させる
職人の技を持っているんですね。
災害に強い家が欲しいと思いますよね。
火災に地震。本当に怖いです。
しかも、どちらも自分ではコントロールできません。
被害を最小限に食い止めるためには、普段からの備えが大切です。
デザインが・・・などと言う前に、
やはり生命と財産を守れる強い家が基本ですよね。
木造住宅というと、
火災にも地震にも弱いイメージがありませんか?
まず、『火災』について。
確かにコンクリートの住宅に比べれば火に弱いです。
でも、【鉄骨などよりは木組みの方が火に強い】
という実験結果が出ているんですよ。
木造の柱や梁などの構造材は、
初期火災により表面が炭化した炭状の幕で覆われるため、
芯まで燃え尽きるにはかなりの時間がかかります。
それに比べると鉄骨などは高熱により構造が変形したりして
強度を保てなくなるのです。
阪神・淡路大震災をきっかけに、建築基準法も変わりました。
木造建築の耐火性能などを規定していて、
三階建ての共同住宅も可能なんだそうです。
カナダやアメリカでは4階建ての木造共同住宅も普通です。
もともと、どの工法も処理をきちんと行えば、
耐火性を強めることは簡単に行えるのです。
次回は、木造住宅の『地震』について話します。
では、また。
追伸 感想や質問などのメールは大歓迎です。
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[ テーマ: 家族が幸せになる住まいづくり ]
2009年6月14日08:00:00
こんにちは。
住まいの結婚相談所の若松です。
前回は、
身の回りから、知らず知らずのうちに
じわじわと健康被害を受けているのです。
シックハウスの有力な原因物質であるホルムアルデヒド。
法律で規制されているものはほんの一部で、
衣類ならベビー服と下着だけ。
しかし、規制の無いタンスに入れることで、
ホルムアルデヒドを吸収してしまうのです。
「低ホルマリン」などと書かれた
ホルムアルデヒドの放出量が少ない製品で良しとするか、
全く排除するのかは、あなたが決めることです。
でしたね。
今日は、
自然素材のメリット・デメリットについて話します。
自然素材と聞くと安全性が高い。
というイメージを持っていませんか?
むしろ、素朴な風合いが素敵、環境にやさしい・・・。
など、メリットしか浮かばない人が多いのではないでしょうか?
しかし、デメリットもあるんです。
『アレルギーを起こした』
『製品にバラつきがあった』
『メンテナンスが難しい』など、
後悔しないためにも、きちんと特徴を知って選ぶことが大切ですよ。
自然素材で『アレルギー』?
ちょっと想像できませんよね。
あなたは匂いに敏感ですか?
もし敏感なら、注意した方がいいですね。
木の匂いでアレルギー反応を起こす人もいるそうです。
匂いだけではなく、有害性がある自然素材もあるのだとか。
いくら工務店や建築家が大丈夫だと言っても、人それぞれですから、
実物の木材のサンプルなどに触れて慎重に選んでくださいね。
精度の高い工業製品に慣れている私たちには
気になる点かもしれない『製品のバラつき』。
例えば、色合いや木目、ツヤ、節・・・など。
しかし、これは自然素材には付き物です。
“自然素材ならではの味わい”と思って、許容する気持ちが必要ですね。
『メンテナンスが難しい』って、想像していましたか?
その素材それぞれに特徴があります。
素材自体が呼吸するため、ひび割れや、木の反り返りなど、
起こってくることが考えられます。
まずは特徴をよく知ること。
そして、劣化したり傷んだりする部分を早く見つけて処理することが大切です。
自然塗料は人や環境への安全性は高い反面、
化学塗料に比べて耐久性や防汚性に劣ります。
そのため、数年に一度は塗り直すといった
定期的なメンテナンスが必要な場合もあります。
防虫・防カビ剤などを含まない自然素材は、虫やカビが発生することもあるんです。
素材の性質を良く知り、どのような場所に使うべきなのかを見極めることと、
やはり、こまめなメンテナンスを心がけなくてはいけませんよね。
たくさんある自然素材の特性や扱いを知ることは、
素人の私達にはとても難しいことです。
プロ!自然素材を熟知した職人さんを頼るべきです。
工業製品に慣れてしまった私たちに、その材料の特性や付き合い方、
対処法をしっかり説明してくれる職人さんがいれば、
自然素材の住まいとうまく付き合っていけそうですね。
住まいも私たちと同じです。
傷んだ場所を早く見つけ、特徴に合ったメンテナンスをしながら生きていくのです。
早期発見、早期治療、ですね。
次回は、
自然素材の家、昔ながらの日本の風土に合う家。
といえば木造住宅ですが…
火事や地震に弱い。そんなイメージがあります。
『災害に強い』というのは、
住まいに求める大きな条件だと思うのですが?
実際はどうなんでしょうね?
では、また。
追伸 感想や質問などのメールは大歓迎です。
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[ テーマ: 家族が幸せになる住まいづくり ]
2009年6月7日08:00:00
こんにちは。
住まいの結婚相談所の若松です。
前回は、
生活を愉しむためには「健康」はとても大切です。
手抜き工事や欠陥住宅も、もちろん怖いですが、
化学物質から受ける健康被害も怖ろしい。
ホルムアルデヒド濃度が基準値を下回っていれば安心ですか?
施工のし易さや、コスト削減のため、
化学物質を少量なりとも使ってしまう業者はたくさんあります。
本当に化学物質ゼロの「自然素材」の家を手に入れるには、
信頼できる業者選びが重要。
でしたね。
今日は、身の回りが危ない話です。
ホルムアルデヒドはどこから?
シックハウスの有力な原因物質であるホルムアルデヒド。
アレルギーの原因物質のみならず、発ガン性の可能性があることを、
あなたは知ってましたか?
ホルムアルデヒドは、防腐剤や接着剤に多く用いられているようで、
安価なため、古くから建材等に使われてきました。
作り付けの家具やたんす。
システムキッチンに使われている合板など。
それから、タバコ。
カーテンや絨毯などの繊維。
新品の衣類からだって出ているのです。
法律による基準は、
・2歳以下のベビー用衣類はほぼゼロ(実際は0.05ppm以下)
・大人用下着は75ppm以下
でも、それ以外は特に規制はないそうです。
ベビー用衣類や下着が基準値を下回っていたとしても、
タンスから出たホルムアルデヒドが衣類に移ってしまう…。
ホルムアルデヒド濃度ゼロにこだわり、
「自然素材」の家を建てたとしても、
家具からホルムアルデヒドが大量に出ている…。
これでは意味がありませんよね。
ホルムアルデヒドの放出量が少ない製品で良しとするか、
全く排除するのかは、あなたが決めることです。
ただし、
実態を知らずに病気になる危険性を買うのだけは
絶対に避けたいですね。
次回は、
自然素材は安全!のイメージですよね。
その自然素材のメリット・デメリットについてです。
では、また。
追伸 感想や質問などのメールは大歓迎です。
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[ テーマ: 家族が幸せになる住まいづくり ]
2009年5月31日08:00:00
こんにちは。
住まいの結婚相談所の若松です。
前回は、
エアコンもペアガラスもない昔の日本家屋。
涼を得るための日本人の知恵は?
夏を愉しむ仕掛けや工夫は?
家づくりで、工業製品や機械設備に頼らず、
省エネや断熱性能や工法と予算節約を考えると、
昔の家づくりや風習が参考になりますよね。
特に子ども達にとっては、
人工的にコントロールされた環境よりも、
季節や自然を感じることが何より大切なのです。
でしたね。
今日は、「健康」は「生活を愉しむ」ための大事なキーワード、
の話をします。
以前、高気密高断熱の家での湿気対策の回で、
調湿材としての自然素材について少し書きましたね。
ところで、
住宅広告やTVCMで、当たり前のように
「自然素材」「無添加」「健康住宅」・・・
という言葉を目にしますよね。
欠陥住宅や手抜き工事がTVで大きく取り上げられるようになった頃、
住宅の構造の欠陥や手抜きだけではなく、
建材自体や内装仕上げ材にも問題があって、
健康被害が出ていることも知られるようになってきましたよね。
これがシックハウス症候群です。
安い、丈夫、扱いやすい、というような利点にばかり目を向けて、
目に見えない化学物質から大変な健康被害を受けてしまったんです。
自分自身はもちろん、小さな子ども達のことを考えると
欠陥や手抜きのない、頑丈で害の無い、
自然素材に囲まれて毎日健康に過ごしたい
そう思うことは当たり前のことです。
「自然素材」「無添加」「健康住宅」・・・
これは多くの人が住まいに望んでいることなんです。
では、本当に「自然素材」の家を
手に入れることができているのでしょうか?
望んだ通りの住まいを手にすることができたのか?
以前も話したことのある、うちのスタッフの話ですが、
住まいに対しての知識がほとんど無い頃に
マンションを購入しました。
詳しい知識は無くても、地震に強くて『自然素材の家』がいい。
程度のことは思っていたようで、
購入する時は、一応調べたようです。
何を?
シックハウス症候群になるような化学物質は使われてないか?
手抜きがないか?
設計図チェックから、内覧会の立会いなどを行ってくれる
専門業者の方にチェックをお願いしたとの事。
内覧会では、シックハウス症候群の主な原因である
ホルムアルデヒドの濃度などを測定してもらい、
厚生労働省の設定した濃度指針値(0.08ppm)、
この基準値を下回っているとの事で“合格”。
とても安心したことを覚えている、
と話してくれました。
でも、それって!?
ホルムアルデヒドの濃度は基準値より下回っているだけで、
発生しているんですよね。
それじゃあ、安心してはいけませんよね。
ホルムアルデヒド濃度ゼロの『自然素材の家』に住みたいでしょうね。
あなたもそうではありませんか?
自然素材の家を建てた、あるお母さんが、
「新しい家では、赤ちゃんがよく眠るようになったんですよ」
と話してくれました。
赤ちゃんは敏感です。
きっと、化学物質が無い、自然の温もりや優しさを感じたのでしょうね。
敏感な赤ちゃんだけでなく、家族みんなが、健康でいたいですよね。
自然素材が売り文句でありながら、施工しやすいように化学物質が混ぜられていた。
コスト削減のため化学物質が少量使われていた。
そんな業者はたくさんあります。
はっきりと目に見えない「自然」や「健康」。
本当の「自然素材」「健康住宅」を手に入れる為には、
信頼できる業者選びがとても大切です。
木材はどこの山から?
どんな方法で乾燥させたのか?
なぜここに塗装をするのか?
どんな物が混ざっているのか?
など、簡単な知識と質問で
少しは見抜けることもあるかもしれませんよ。
山に行った時、空気がおいしいと感じたことはありませんか?
自然素材の家は、毎日がそんな気分なんでしょうね。
次回は、
せっかく本当の「自然素材」で家を建てても、
中身だって「自然素材」にしなくては意味がありませんね。
わたしの周りも、あなたの周りだって、
ホルムアルデヒドでいっぱい!!なんですよ。
では、また。
追伸 感想や質問などのメールは大歓迎です。
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[ テーマ: 家族が幸せになる住まいづくり ]
2009年5月24日08:00:00
こんにちは。
住まいの結婚相談所の若松です。
前回は、
温度差の無い環境は、人間もシロアリも快適で住みやすい。
だからといって、恐ろしい防蟻処理は、
シロアリが住みにくくなるだけではなく、
人間はもちろん、他の植物や生物にとっても、
有害で住みにくくなってしまうのです。
季節の昆虫がたくさんやって来て、
季節の草花に囲まれる、
確かにお手入れは大変ですが、そんな住まいって素敵ですよね。
でしたね。
昔の日本家屋の工夫や涼を得るための日本人の知恵をご存知ですか?
兼好法師の『徒然草』の一節に、「家のつくりようは夏をむねとすべし」
とありますが、
エアコンもペアガラスもない昔の日本家屋では、
どんな工夫をしていたのでしょうか?
まず、日射を防ぐ事です。
炎天下の自動車でも、木陰の下に駐車したり、
フロントガラスに「サンシェード」を置いたりすると、
ハンドルやダッシュボードの熱さは、かなり下がりますよね。
同じように、家屋でも「簾(すだれ)」や「よしず」で日差しを遮るのです。
ジリジリとしたあの日差しが部屋に入ってこないだけでも
ずいぶん過ごしやすいのです。
それから、建物の外部の気温を少しでも下げるのです。
「打ち水」ですね。
暑くなった地面を水で冷やし、気化熱で温度を下げるのです。
どちらも簡単でよく知られていますよね。
自然の力をうまく利用した建築的な仕掛けや、
庭や生活習慣などの工夫で、
どんな風に夏の暑さを愉しんでいたのでしょうか?
・深い庇(ひさし)で、夏の日射を室内に入れない。
・縁側と障子は、気層となり温度と湿度コントロールができる。
・庭池には、気化熱により気温を下げる効果がある。
・植栽(落葉樹など)は、夏の陽射しを和らげる。
・風鈴音色で涼しさを演出することも忘れずに。
現代の夏は、日中の気温が体温を超えたり、
熱帯夜と呼ばれる日も30日を超えているそうです。
とてもじゃないけど以上のような工夫や仕掛けだけで
夏を過ごすことは現実的ではないですよね。
でも、工業製品や機械設備に頼らず、
省エネや断熱性能や工法と予算を考えて家づくりを始めると、
昔の家づくりや風習が参考になるのではないでしょうか?
それから、以前にも少しお話しましたが、
人工的にコントロールされた環境に住まうより、
季節の風物詩となるような風習や、
家の手入れなどを家族でしていくということで、
子ども達にとっても、季節や自然を感じるよい機会になれば良いですね。
私が住んでいる香川県では渇水のため水不足が深刻化しています。
そんな状態では「打ち水」はなかなか出来ませんが注意点を少し。
昼間に行うと地面が熱せられているのですぐに蒸発して、
かえって蒸し暑くなってしまうので気をつけて下さいね。
午前中や夕方日が沈む頃の涼しい時間帯にしましょう。
打ち水後の気温低下量は2 ~2.5 ℃程度にもなるそうです。
よしずや簾にも、日差しで熱くなった表面に、
時々、霧吹きで水を吹きかけると一段と涼しくなりますよ。
夏は家族で暑さを愉しみましょう!
では、また。
追伸 感想や質問などのメールは大歓迎です。
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[ テーマ: 家族が幸せになる住まいづくり ]
2009年5月17日08:00:00
こんにちは。
住まいの結婚相談所の若松です。
前回は、
湿気対策には、換気と木や土壁のような素材が必要ですが、
呼吸する自然素材でなくてはいけません。
珪藻土、木、は呼吸する自然素材です。
でも、
化学物質は混ざっていませんか?
素材の呼吸を、塗装で邪魔していませんか?
施工しやすいから、お手入れが楽だから、
と言う理由で、
せっかくの自然素材が台無しになっているかもしれません。
でしたね。
今日は、
人間が快適で住みやすいのなら、○○にとっても快適で住みやすい!?
の話です。
最近、はやりの外断熱。
建物全体を断熱材で包んで、床下も室内として扱うようで、
室温も湿度も、居室と同じ状態になります。
温度差のない快適な環境。
私達はもちろん、シロアリも住みやすい環境なんです。
ところで、前回の○○、わかりました?
そうです。
シロアリです。
シロアリが木を食べることは、あなたも知ってると思いますが、
木に辿り着くためなら、断熱材だって簡単に食い破ってくるんです。
シロアリが住みにくいのなら、人間にとっても住みにくい!?
床下は外部と考えて、
風通しをよくする内断熱なら問題は少なかったのかもしれません。
しかし、建物全体を断熱材ですっぽり包んでしまう外断熱は、
床下の木材に防蟻処理をして、有害な薬品が家中に・・・。
という恐ろしいことが起こってしまうんです。
少し前まで大手ハウスメーカーが使っていたシロアリ対策の消毒液は、
発がん性が指摘された強い毒性のある薬剤で、
使用禁止になり、他の薬剤に変更されました。
しかし、許可されている薬剤も。
地中のシロアリの幼虫が生きられない環境に消毒するわけで、
強い毒性を持っていることは想像できますよね。
薬剤消毒をしない家は、建物ぎりぎりに草花が芽を出すそうです。
季節の昆虫も、たくさんやってくるそうで、
植物や生物はちゃんと知っているんですね。
草花や昆虫が多いと、庭の手入れも大変かもしれませんが、
でも、それが自然な環境というものではないでしょうか?
とはいえ、シロアリ被害はやっぱり恐い!
それで、木酢液などの人体に影響の無い自然塗料が必要なようですね。
虫が嫌う木材のヒノキなどを多用するのも良さそうです。
性能や機能ばかりに目をとられ、大切な物を見過ごすんでしょうか。
温度差の無い快適な高気密高断熱の家。
草花や昆虫までも殺してしまうような防蟻処理。
では、昔の住宅はそんなに過ごしにくい住まいだったのでしょうか?
と言うことで、次回は、
工業製品の無い昔の住宅が、機械設備に頼らず、
自然の力をどんな風に利用していたのか?
どんな住まい方をしていたのか?
それらついて一緒に考えましょうね。
では、また。
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ただし、ネガティブなメールは萎えるのでいらないです。
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[ テーマ: 家族が幸せになる住まいづくり ]
2009年5月10日08:00:00
こんにちは。
住まいの結婚相談所の若松です。
前回は、
高気密高断熱の家は水や湿気がスムーズに抜けないので、
体への影響や家の構造体への影響を考えて、
湿気対策をしなくてはいけません。
ですが、高気密高断熱を宣伝文句に建てられた家なのに、
ムレ対策の工夫がきちんとされていない家がたくさんあります。
標準でペアガラスが装備されている最近の新築住宅ですが、
サッシの材質にガラスとガラスの空気層の中身と厚さで
断熱性能は全く違うのです。
高気密高断熱 + ペアガラス ≠ 結露はない
でしたね。
窓以外の湿気対策は大丈夫でしょうか?
壁の中。床下。
目に見えない所なので、とても心配ですね。
前回、高気密高断熱の家を
セーターにウィンドブレーカーに例えました。
通気性を持つ素材や汗を吸収する素材が、ムレ対策です。
家で言うと、
通気性は、換気。
汗を吸収する素材は、木や土壁のような素材、ですね。
今日は、素材による調湿効果の話です。
まずは、市販の調湿剤。
特殊な素材で湿気を吸収するものですが、
化学物質を含んでいるのかいないか?が気になるところですよね。
化学物質を含んでいない「自然素材」でなければ意味がありません。
家を造っている材料そのもので調湿する方法も大切です。
昔ながらの家は、
床や天井に「板」を張ったり、壁に「漆喰」が塗られていたり、
ふすまや障子に「紙」を張ったり・・・。
こういった素材だけで建てられていました。
特別なものではなくて、木や土、紙や畳など、ごく普通の素材ですが、
「呼吸する素材」なんです。
「自然素材」、本当に「自然」ですか?
例えば、珪藻土。
自然素材のブームで、あなたも一度は耳にしたことがあるかもしれませんね。
確かに珪藻土自体の吸放湿性能は高いです。
ですが、珪藻土には固まる性質はなく、乾くとまた土の状態に戻ります。
しかし左官材として販売されている「珪藻土建材」は壁に塗ると固ります。
なぜ固まるのでしょうか?
珪藻土に固化材が混ぜられているからです。
では、その固化材の成分は何なのでしょうか?
セメントや石灰の固化剤を用いるのが一般的らしいのですが、
施工性を良くするために合成樹脂等が添加されたり、
防カビ剤が含まれている場合もあるそうです。
合成樹脂には吸放湿機能が全くないので、
合成樹脂を加えることで珪藻土の吸放湿性質を阻害することになるだとか。
ましてや防カビ剤については、
手で触っても、子どもが舐めても、安全なのでしょうか?
そして一番問題なのは、
市販の珪藻土建材にはどのような固化材がどの程度含まれているのか?
珪藻土建材に珪藻土が何%入っているか、
これを明確に示しているメーカーはほとんど無いということなんです。
珪藻土が使われているからと安心してはいけないのです。
「呼吸する素材」なのに、呼吸できない?!
テカテカの塗装で覆われた木の床。
カラフルにプリントされた壁のクロス。
見た目も綺麗ですね、キズも付きにくいでしょう。
それに何かをこぼして汚れても、さっとひと拭きで終わりです。
確かにお手入れが簡単。
でも、せっかく呼吸する素材を使っていても、
テカテカの塗装で呼吸の邪魔をするようでは意味がないんです。
素材がきちんと露出しているかが大切です。
営業トークを鵜呑みにせず、宣伝文句が事実なのか?
それを知ろう、確かめよう、とする姿勢が大事ですね。
次回は、
高気密高断熱の家、湿気対策は自然素材で完璧!
住みやすい快適な家でしょうね。
人間が快適で住みやすいのなら、○○も快適で住みやすいのです。
さて、○○って何でしょう?
では、また。
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[ テーマ: 家族が幸せになる住まいづくり ]
2009年5月3日08:00:00
こんにちは。
住まいの結婚相談所の若松です。
前回は、
病気を引き起こす原因になるかもしれない、建物内の温度差。
その温度差を無くしたのが高気密高断熱の家。
温度差がなければ確かに快適です。
セーターの上にウィンドブレーカーを組み合わせて着ることで、
暖かさを保つわけですが、
あんまり過剰に着込むとムレるんですよね。
洋服のように季節に応じて着替えることができない家の場合、
ムレには注意が必要です。
その地域によって全く気候が違うのだから、
ムレ対策だって全国同じではいけないはず。
でしたね。
今日は、ムレが体へ与える影響、の話です。
前回、温度差が体へ与える影響=ヒートショック
についてお話しました。
確かに高気密高断熱の家は温度差を無くしてくれますが、
そのために起こってしまうムレが与える体への影響だって
知っておいてください。
冬は着込み過ぎてムレ、梅雨の季節に入ると湿気、ですよね。
高気密高断熱の家は水や湿気がスムーズに抜けてくれないので、
1年中湿気があるんです。
結露がひどくて「カーテンにカビが!」「畳にもカビが!!」、
よく聞く話です。
壁や床を汚したり、窓枠材が傷むだけでなく、
アレルギー、アトピーを誘発させる
カビ・ダニの発生の原因にもなるそうです。
カビは、喘息などの呼吸器疾患を起こすこともあるので、
怖いですよね。
それに、家の構造体にも影響を与えてしまうことになりかねないので、
湿気対策は重要なんです。
セーターやウィンドブレーカーなどの衣類と違い、
脱ぐことが不可能な家に必要な工夫?
ムレを防ぐ通気性を持つ素材や、
汗を吸収する素材が求められる訳ですが、
家で言うと、
通気性は、換気。
汗を吸収する素材は、木や土壁のような素材。
ですが、高気密高断熱を宣伝文句に建てられた家なのに、
ムレ対策の工夫がきちんとされていない家がたくさんあるんです。
ペアガラスは結露しないと思いますよね?!
最近の新築住宅の多くは標準でペアガラスが装備されているようですね。
うちのスタッフでマンション住まいの女性の話ですが、
マンションを検討中に営業マンが、
「ペアガラスですから結露することはないんです!!!」
と自信たっぷりに教えてくれたそうです。
しかし、スタッフいわく、
「私は知っていました。サッシがアルミ製だからアルミ枠が結露することを」と。
樹脂製や木製のサッシだと熱伝導が低く断熱性が高いので、
結露しないんですけど。
でも、結局、そのマンションを購入することになりましたが、
「住んでみてビックリ」と話してくれました。
聞いてビックリ!!
アルミ枠はもちろん、窓ガラスも結露しているそうです。
毎朝ベトベトらしいです。
あまりのひどさに、調べてみるとペアガラスにも色々あって
ガラスとガラスの空気層の中身と厚さで
断熱性能は全く違うそうです。
冬は窓の近くはひんやり寒く、温度差を感じるそうです。
高気密高断熱!と言いながら窓がこれでは、
売りである、温度差のない家にはなりませんよね。
「結露しないんです」と言いきった営業マンは、
その窓が、実は結露することを知っていたのでしょうか?
多分知らないんでしょうね。
高気密高断熱 + ペアガラス = 結露はない
と思っているのでしょうか。
窓の結露対策がそんな調子だと、
窓以外の湿気対策は本当に大丈夫なのか?
私達の目には見えない壁の中。床下。
スタッフには気の毒ですが、なんだか怖いです。
次回は、
高気密高断熱の家、湿気対策は大丈夫?(その2)です。
では、また。
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