健康のためのリフォームです。

[ テーマ: 住まいづくり情報 ]

2010年10月3日08:00:00

こんにちは。

住まいの結婚相談所の若松です。


住宅版エコポイントの効果もあり、

窓改修・断熱改修をする人が徐々に増えています。

申請手続きに追われて、嬉しい悲鳴を上げている会社もあるそうです。

「確かに結露はイヤだけど、そんなお金ないし、贅沢じゃない?」

と、不況で財布の紐を引き締めている方には、理解できない光景でしょう。

確かに、数千円、数万円の買い物ではありませんからね。


『結露対策』、『省エネ』としてリフォームを考えるなら、やはり高額です。

でも、健康が得られるとしたら?


結露を放っておくと、カビができます。

湿度が高いとダニも発生しやすくなります。

カビやダニは、喘息・アトピー性皮膚炎・鼻アレルギーなどを引き起こし、

抵抗力が落ちると、カビが肺に入る事が原因で、肺炎になる事もあります。

一時期、テレビで報道されていましたね。

カビが出す発ガン性物質が原因で、悪性腫瘍ができる危険もあります。


実際に、スタッフが以前、寒い地方で暮らしていたとき、

断熱材の入っていない家に住んで、カビに悩まされた事があるそうです。

それまでは、暖かい地方に住んでいたため、

流れ落ちる結露は見た事がなかったんだとか。

確かに地域によって差がありますね。

結露が少ない地域は、窓に落書きをして遊べる程度の量でしょうか。


内壁に結露ができるのは初めてで、対策も分からない間に

壁際のタンスの裏には青いカビがびっしり付いて、2回捨てたそうです。

初めて畳にホワッと生えていた白いカビを見たときは、ゾッとしたとか。

アルコールで拭いたり、あれこれ対策を練ったらしいのですが、

これでは、毎年冬は戦いですね。


そうこうしているうちに、とうとう家族がアレルギー性鼻炎に。

そして翌年にはスタッフ自信も。

「石油ストーブを使わず、エアコンだけ使いなさい。

洗濯物は室内に干したらいけません。

結露を減らしなさい。湿度をしっかり管理しなさい」

と病院で言われたらしいのですが、これが難しいとか。

冬は洗濯物を外に出したら凍るので、

仕方なくそのままの生活を続けていたというのですが、

結局、その年の春には、花粉症デビューもしたそうです。


スタッフは、

「結露が原因でカビが生えるのは知っていましたが、

それが身体にどれだけ悪影響を与えるのか、知りませんでした。

知っていても、アパートや貸家では対策に限界がありますよね」と。


こまめに換気をしたり、結露をふき取るのは、かなり大変です。

もしあなたが、結露で室内にカビが生える状態に悩んでいるなら、

あなたの健康を守るために、

改めてリフォーム情報をチェックしてみるといいですね。


では、また。

 

 

 

 

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ただし、ネガティブなメールは萎えるのでいらないです。


あなたは、毎日5回掃除できますか?

[ テーマ: 住まいづくり情報 ]

2010年10月10日08:00:00

こんにちは。

住まいの結婚相談所の若松です。


あなたがお住まいの地域にも、工務店はありますよね。

でも、まだ存在に気づいていない工務店もあるかもしれません。


以前からよく通り、知っているはずの地域で、

偶然見つけたという経験はありませんか?

小さな工務店でなかなか気付きにくいのを見つけると、

何だか大発見をしたような気分になりますよ。


そんな中小の工務店は、お客さまに気付いてもらうため、

選んでもらうため、喜んでもらうために、

いろんな努力をしています。


その一つの例として、

「お客様の大事な家を建てるのだから、1日5回の掃除を徹底して、

いつもきれいな現場にして、喜んでもらおう」

と頑張っている工務店があります。

外周りはほうきの目が通っているくらいピカピカで、

無駄なものは置いていません。

家の中でほうきを使ったらホコリが舞うからと、

掃除機やモップを使って、裸足で歩けるくらいにキレイにしています。

もちろん、最初は大変だったそうです。

1日5回ですから、時間も掛かりますよね。


もし私が

「自分の家なんだから毎日5回掃除しなさい」

と言われても、続けられる自信がありませんね。

1週間限定でも無理でしょう。

あなたは頑張れそうですか?


その工務店では、引き渡したお客さまがとても喜んでくれるので、

今も頑張っています。

喜んで頂くためとは言え、凄いことです。

でも、感謝されると頑張る力が沸いてくるし、

頑張ってくれる姿を見ると、さらに感謝の気持ちが大きくなるし、

お互いに良い関係になれますね。


あなたは、工事途中の家の前を歩いて通った事がありますか?

室内で建材を切っている家は、その周辺や

部屋の端に木屑が溜まっている事が多いんです。

風の強い日に建材を覆ったブルーシートが

バタバタと大きい音をたてているのを見たことはありませんか?

私は仕事柄、現場を見かけると観察していますから、

そんな光景をよく目にしますよ。

そんな業者が多い中で、掃除が行き届いたところを発見したら、

やはり好印象を持ちます。

家やお客さんのことを、とても大事に思ってくれている感じがします。

手間のかかる事を、しっかりと続けている工務店なら、

家づくりも信頼できる気がしませんか?


あなたが

「工務店って、どうやって見分けたらいいか分からない」

と思っているのなら、これも見分ける方法の一つにしてみては?


では、また。

 

 

 

 

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メールの長所と短所を理解してくださいね。

[ テーマ: 住まいづくり情報 ]

2010年10月17日08:00:00

こんにちは。

住まいの結婚相談所の若松です。


最近は、ウェブだけで契約や打ち合わせをして、

低価格で家を建てよう、という住宅会社など、

ウェブの活用が盛んですね。

ご近所の住宅会社に依頼しても、

「打ち合わせのたびに相手に時間を合わせるのが大変」

「子どもが小さいから、長い時間の打ち合わせは厳しい」

などの理由で、電話や電子メールを連絡手段に活用したい

と考える方もいらっしゃるかもしれませんね。


特にメールは、図面などを添付できるので、

口頭だけでは説明できない事も伝えやすく、便利とも言えます。

実際に、ほとんど面談する事も無く、

メールだけで打ち合せを進める方もいらっしゃいるそうですね。

仕事の都合などで夜遅くしか時間を取れなかったり、

子育てで忙しく子どものお昼寝の間ぐらいしか時間が取れなくても、

メールなら時間帯を気にせずにできるということでしょうか。

あなたがメールに慣れ親しんでいる方なら、

余計に活用したいと思うかもしれませんね。


でも、その便利なメールに短所があることはご存知ですか?


あなたは、ケータイでのメールに絵文字を使いますか?

話し言葉を使っていませんか?

多くの人は使っています。

文字だけでは乾いた印象を与えますし、

気持ちが伝えきれない気がします。

「嬉しい」「楽しい」「悲しい」「ごめんね」「忙しい」など、

感情を文字以上に表現するために絵文字を入れて・・・。

文字の間に詰まった気持ちをしっかりと伝えたいですよね!


あなたが家を建てることになって、

メールを主な連絡手段にすることにした、とします。

もし、住宅会社があなたの意に沿わない変更も、

いつもと同じようにメールで知らせてきたら?

それがあなたの中で、こだわりのある部分だとしたら、

メールだけで納得しますか?

その文面に冷たさを感じることでしょう。

それがきっかけで不信感が積もっていくかもしれません。


実際に、自分からメールでの打合せを希望して、

住宅会社とほとんど面談をせずに家を建てた方の中で、

不愉快な経験をした方がいらっしゃいます。

苦情に対してもメールで対応され、理屈では納得したものの不満を感じ、

電話をしたけれど対応してもらえず、不満が大きくなってしまいました。

自分から望んだことではあったのですが、

苦情には面談など、メール以外で対応してほしかったそうです。

でも、それは当然の感情ですよね。

メールの送り手が、たくさんの感情を詰め込んだとしても、

読み手の気持ちによっては、全く伝わらなかったり、

逆の感情を感じたりします。


どんな連絡手段にも長所と短所があります。

それをお互いに理解して、上手く使い分けたいですね。


では、また。

 

 

 

 

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家族のために必要な「ムダ」を考えてみませんか?

[ テーマ: 住まいづくり情報 ]

2010年10月24日08:00:00

こんにちは。

住まいの結婚相談所の若松です。


今日もうちのスタッフから聞いた話を。

築11年の家に住む両親が、間取りで後悔している事があるのだとか。

それは縁側を設けなかったこと。

困った事があったら隣近所と助け合う、程よい距離感で暮らしており、

特に用事は無くても、ふらっと立ち寄って話をしていく人が多く

「最近顔を見てないけど、元気かい?」

という感じ。

なかなか良い環境ですね。


「立ち話では疲れるし、家に上がってもらったら長くなるし、

そこまでの話じゃない。

ちょっと腰掛けて話せる縁側か、土間があれば良かったなあ。

建てるときは考えもしなかったけど」

と、最近はよく話しているそうです。

アニメの『サザエさん』に出てくるような縁側。

今、あなたの頭にパッと浮かんだ、あんな感じでしょうね。


11年前に家を建てようと、住宅会社を選ぶときは、

「近くの小さな会社よりハウスメーカーの方が、

倒産することもなく安心だろう」

という理由で、車で1時間ほどかかるハウスメーカーに

依頼したそうです。

往復2時間。

週に一度やニ度、打ち合わせで通うわけです。

壁紙選びなど時間が掛かかる日もあるでしょうから、

とても疲れたでしょうね。


ハウスメーカーの対応には、まあまあ満足していたそうですが、

何年も住んでみたからこそ

「自分だけの家ではなくて、万人向きの、

誰でもそこそこ便利に暮らせるような家」

と実感しているとか。

以前の家の不満点は解消されたそうですが、

不満部分にだけこだわったので、

自分がそこで何をして、どう暮らしたいか、

なんて考えもしなかったと言っているそうです。


ハウスメーカーも、今までどんな暮らし方をしていたか、

新しい家で何をしたいかなんて、聞いてくれませんからね。

お互い、誰のための家をつくろうとしていたのか・・・。

家づくりについて勉強しているあなたなら、

「おかしい」と気付く事ができるかもしれませんが、

そんな視点を知らず、

“不満を解消すること”を中心に考えていては難しいでしょう。


縁側があると部屋が暗くなるからイヤだ、と思う人もいます。

でも、暮らし方によっては必要な人もいます。

違って当然で、どちらが正解という訳でもないのです。

ただ、家の中に遊びの空間があると、

家族の成長に合わせて色々な使い方ができますよ。

子どもが小さい時は兄弟で秘密基地をつくったり、

寒い冬は縁側で、ゴロンとひなたぼっこをしたり、

ムダだけど、何だかホッとする空間・・・。


廊下などのムダなスペースを削って、少しでも価格を抑えたい、

という考え方もあるでしょう。

でも、家族のために必要な「ムダ」だったら?


あなたは、どう考えますか?


では、また。

 

 

 

 

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耐震に耐火に防犯、考える事はたくさんあります。

[ テーマ: 住まいづくり情報 ]

2010年10月31日08:00:00

こんにちは。

住まいの結婚相談所の若松です。


2009年の都内における侵入窃盗のうち、

空き巣被害が占める割合は51.9%です。

年々減少はしているものの、気が抜けない数字ですね。

空き巣が侵入するのは「一戸建て住宅」が最多で、24.6%。

「4階以上の中高層住宅」は11.9%、と続きます。


その侵入方法は、一戸建ての場合、

ガラス破りが67.0%とダントツ、

無締まりが24.37%。

格子を破ったり鍵を開けたり、というのはごくわずかです。


「家は欲しいけど、火事と泥棒が怖いよね」

と知人が以前、言っていましたが、本当にそうです。

その方は、

「マンションなら安心だろう」

と9階建ての8階に賃貸で暮らしています。

夏は網戸にして寝ていましたが、

ある暑い夏の深夜、何となく目が醒めて窓の方を見ると、

男性らしい影が網戸を開けて、まさに入ろうとしているところでした。

知人が起きたことに気づいた侵入者は、そのまますぐに逃げたそうですが、

「怖くて声が出ない、体を動かせない、って初めてだった」

と語ってくれました。

ご主人と5歳の娘さんは、隣でぐっすり寝ていたそうです。


それ以降は、戸締りを念入りにしているそうですが、

「マンションでも危険なのに、窓がたくさんある一戸建ては怖すぎる」

と言います。

「でも、子どものことを考えたら、庭のある生活もしたい」

と、悩んでもいます。

どちらも、それぞれに安全な面も不安な面もありますから、

難しい問題ですね。

「これからどんな生活をしていきたいのかは、

その家族にしか分からない。

家族みんなでゆっくり考えて答えがでるまで、

頭金を貯めておくこと」

とだけそのときは伝えておきました。


転勤などで、一戸建て・アパート・マンションと様々な形態の家に

住んだことがある人には比べやすいでしょうが、

そうでなければ、それぞれの住み心地を比べるの無理ですよね。

焦って後悔するより、家族で話す機会を増やして、

暮らしたい『家』のイメージを固めていった方がいいんです。


・・・話をちょっと戻して・・・。

ガラス破りの手口の中で近年増えているのが、

窓ガラスをガスバーナーで溶かす方法だそうです。

割るのと比べると静かですから、在宅中でも気が抜けませんよね。

玄関のドアは、特殊なカギにしたりと、防犯対策が進んでいます。

窓は「割れにくいガラスにする」とか「鍵の数を増やす」

といった事はよく知られていますが、

熱対策も考えないといけない時代になってしまいました。


「そんなに次々に犯罪のアイデアが出てくるのなら、

普通に働いたら、会社でもアイデアマンとして重宝されるだろうに」

と思いますが(笑)。


あなたは、耐震性・耐火性を質問する事で、

家の安心度を調べようと考えた事はあるかもしれませんね。

では、防犯についてはどうでしょう?

同じ土地に建て替えるならともかく、

あなたが、今、アパートなどに住んでいるとすれば、

新しい土地で、知り合いがほとんどいない中で

新たな生活が始まるんです。

一戸建てに住み始めてしばらくは、まだご近所付き合いが浅いので、

侵入窃盗についても、余計に不安になるのではないでしょうか?


犯罪者とのいたちごっこにはなりますが、

安心して暮らせるように住宅会社の防犯対策についても

知っておきたいですね。


では、また。

 

 

 

 

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