安定企業を知るには・・・

[ テーマ: 業者選びの秘訣 ]

2008年1月5日09:11:00

 

あなたにとって家づくりは、一世一代の大仕事、

そして、

命がけ(生命保険をかけて)ですよね。

心配な人が多いから、完成保証なんかがあるわけです。


「いくら良い家を建てていても、財務内容が悪ければトラブルになりかねません。

そうならないために、各都道府県庁の窓口へ行き、建設業許可書類の決算書を閲覧して、財務内容をチェックしてください。」

と、私はアドバイスしてますが、

でも、そこまでする人はほとんどいません。

大事なことなんですがね。


しかし、実績は、相談者からよく聞かれます。

そんな時私は、

「実績で、特に何が気になるんですか?」

と、質問してます。

この質問をすることによって、相談者の価値観がわかるからです。


「年間どのくらいやってるんですか?」

こんな人は数が気になってるんですね。


「どんな家を建ててるんですか?」

この人は、材料や質を重視してます。


あなたは、実績で何が気になりますか?

その答えがあなたの価値観です。


家づくりを進める上で、自分を知っておくことは重要です。

なぜって?

自分のほしいものがわからず、お買い物するようなものだからです。

目に入るもの、何でもほしくなりませんか。

また、上手にすすめられると買いたくなるでしょ。


ですから、つねに自分に問いかけてください。

「なぜ」って。


では、また。

 


建築予定地に近くて、大工のいる業者を選んでください。

[ テーマ: 業者選びの秘訣 ]

2008年1月12日09:01:00

 

あなたが業者を選ぶ際の基準として、自社施工かどうかは大事です。

家づくりは長い付き合いになるので、強い責任感のある一貫施工体制の工務店を選ぶことです。


工務店の中には、受注した仕事を下請けに丸投げし、自社では一切施工しない所もあります。
(丸投げは禁止されていますが)

ハウスメーカーに頼むと、ハウスメーカーの社員大工が来ると思っている人が結構いるんです。

ハウスメーカーには大工はいません。

じゃあ、工務店はどうかと言えば、社員大工がいないところが増えています。

家はさまざまな職種の人たちによってできます。

そのなかでも大工の占める割合は大きいです。

ですから、大工のいる業者を選ぶ方がいいでしょうね。(絶対ではありませんが)

社長が大工と言うのは、安心ですし、信頼できますね。


さらに、建築予定地に近い工務店を選ぶことをおすすめします。

会社が現場に近ければ、その仕事の出来が地元での評判に直結します。

生き残りのためにも、管理やメンテナンスなどを含めて責任を持って仕事をするはずです。


また、会社が現場に近ければ、経費も少なくてすみますよね。

あなたが工務店を選ぶときは、自社施工で、建築現場に近いところを選んでください。


では、また。

 


よく聞いてくれる人を選びましょう。

[ テーマ: 業者選びの秘訣 ]

2008年1月19日08:10:00

 

あなたが業者を選ぶ際の基準として、業者の聞き取り能力は欠かせません。


聞き取り能力は、社長との面談で判断できます。

社長が話す割合が2ぐらいで、あなたが8ぐらい。

これだといいコミュニケーションがとれ、要望もよく伝わるでしょうね。


また、上手な質問をしてくれるところを選びましょう。

例えば、

1「居間は何畳位欲しいですか?」

2「居間ではどのように過ごしたいですか?」


あなたは、どちらの質問がいいですか?

1の質問では、広さしかわからず、生活スタイルは伝わりません。

しかし、2の質問だと、生活の話になります。

生活スタイルを聞けば、ふさわしい広さや仕様、使い方もわかるでしょう。


普段の生活について質問する業者を選んでください。

もしそうでないなら、家に合わせた生活スタイルになるでしょう。


私は、よく聞いてくれる業者を選ぶようおすすめしています。

私の仕事は、これから家を建てる方と業者を引き合わせることです。

それで、「住まいの結婚相談所」というわけです。


ところで、

「選ばれる工務店と選ばれない工務店、その違いは?」

施主から選ばれる工務店と選ばれない工務店の違いは、ちょっとしたことです。

そうです。

施主の話をよく聞くかどうかなんですね。


選ばれない工務店は、自社の特徴を熱意を込めて説明します。

お見合いの間中、ずっと自分のことを話すのです。


しかし、選ばれる工務店は施主を理解するために、さまざまな質問をします。

その質問も、建物のことではなく、施主の生活についてなんです。

建物のことは、後でいくらでも話せますからね。

そして、自分のことは話さず、施主の話を聞くことに集中します。

もちろん、施主に建物のことを質問されれば簡潔に答えます。


結果、施主は、自分たちの気づかないことを引き出してくれると感じるのです。


施工技術力、設計力、デザイン力がいくらよくても、選ばれません。

また、人柄がいくら良くても選ばれないのです。


ですから、

いつも「施主の生活」に焦点を当て、「施主の幸せ」だけを考えてくれる業者を選びましょうね。

とにかく、施主の話をよく聞いてくれるひとがいいですね。

施主を理解することに努めてくれる業者です。


そういう人は、なぜという質問をします。

そして施主の思いを汲み取っていくんです。


あなたも、じっくり話を聞いてくれる人がいいでしょう。

説明ばかりする人はいやではありませんか。


おしゃれな暮らしがイメージできる話、

そんな話ができればいいですね。


では、また。


普段の現場を見てください。

[ テーマ: 業者選びの秘訣 ]

2008年1月26日08:05:00

 

あなたが業者を選ぶ際の基準、それは現場の整理整頓です。

私が、いつも施主にアドバイスしていることを聞いてください。


「信頼できる工務店かどうかは、実際建てている現場を見ることです。

構造見学会などではなく、普段の建築中の現場です。

普段の現場へ行けば、そこでいろんな事がわかります。

例えば、建築材料が丁寧に扱われているか。

煙草の吸殻があちこち散らばってないか。

ラジオがうるさく騒音公害になってないか。

ゴミ置き場にゴミが溢れてないか。

働いている職人さんが、あいさつするか。

新築中の現場が、整理整頓されていて、吸殻も落ちてなくいつもきれいで、

職人さんは、さわやかなあいさつをする、そういうところがいいですね。

それが、信頼できる要素ですね。」


あなたには、いい材料を使っているかなどわからないと思います。

さらに、技術力なども見分けられないでしょう。

だから、見た目で判断するんです。


ほとんどの人が、現場で、直感で感じたことだけで、

それで判断しています。

でも、間違いではありません。

現場がきれいかどうかは判断基準になるんです。


服装や身なりはきちんとしているか。

乱暴な言葉遣いをしていないか。

駐車違反をしていないか。

さわやかな挨拶ができているか。


これらは建物の質とは関係ありません。

関係はないのですが、

基本が出来ていない業者は仕事も雑です。

また、材料に無駄が出るので、住宅の価格にも影響します。


現場のきれいな業者を選んでくださいね。

もちろん、見学会などではなく、普段の現場を見てくださいね。


では、また。