[ テーマ: 家族が幸せになる住まいづくり ]
2010年2月7日08:00:00
こんにちは。
住まいの結婚相談所の若松です。
前回は、
“住まいづくり”とは、ただ単に家を建てておしまい・・・。
では、ありません。
本当に大切なのは、その家で誰とどんな風に過ごしていくのか
という事。
漠然と“楽しく生活する”といってもピンとこない方のため
のヒントの見つけ方をお話しました。
かしこまって「私の趣味とは?」なんて悩まなくても良いのです。
考えることは“余暇時間の過ごし方”です。
日常のちょっとした時間の中にも、これからの生活を楽しく
過ごしていくためのヒントが隠されているかもしれません。
でしたね。
今日は、うちのスタッフ(Aさん)の話です。
Aさんの家では半年ほど前から、ダイニングテーブルでも
おしゃれなリビング用ローテーブルでもない、懐かしい
“ちゃぶ台”を愛用しているそうです。
そのちゃぶ台は、おじい様から譲り受けたもので、
10年以上毎日磨かれ大切に使われてきた物だそうです。
キズもあり色あせてはいるようですが、おじい様にとっても
Aさんにとっても思い出の詰まった大切な物だそうです。
その丸い“ちゃぶ台”で食事をするようになって、
四角いテーブルのときにはなかった不思議な効果があることに
気がついたと話てくれました。
それを詳しく聞くと、
「家族の会話がスムーズに進むんです」と、Aさん。
心が通じ合うんでしょうかね。
もちろん、以前から家族の仲は良く四角いテーブルの時も話は弾み、
心も通じ合っていたつもり・・・と、Aさん本人は言います。
こんな話を聞くと、ふと思い出したことがあります。
デートのとき、向かい側の席よりも並んだ席のほうが、
より親密になれた気がしたとか・・・。
あなたにも経験ありませんか?
前にテーブルを置いてあるということは、結構大きな心理的
障害を与えているということですね。
◆心理的障害を取り払おう!
偶然にもAさんは、丸いちゃぶ台の効果を発見したわけですが、
最近もう一つ発見したことがあるそうです。
子どもがやんちゃになり、台の上に上ろうとしてケガをしたため
食事時以外はこのちゃぶ台を片付けるようにしたそうです。
すると、ちゃぶ台があるとき以上に話が弾みとても良い時間
が生まれたと言います。
きっと、自分の前にテーブルがあることが心理的障害となって
いたのだから、いっそのこと取っ払ってしまったことで、
その障害は無くなってしまったというわけですね。
遠足やピクニックや花見に行ったときの事を思い出してください。
ビニールシートやゴザを敷き、皆で輪になって座ると、なんだか
それだけで楽しい気分になりませんか?
ご馳走なんか用意しなくても、おにぎりと玉子焼きで十分。
心が通じ合い、話は弾み、素敵な時間になりますよね。
このなんだか楽しい気分になる理由は、“自然の中だから”
というだけではなく“テーブルが無い”ことで親密度が増す
という事も大きく関係しているはずですよ。
月に一度は、こんな風に家族で過ごせる時間があると、
家族の絆は今以上に深まるのではないでしょうか?
あなたも、机を使わない日を作ってみてはいかがでしょう。
きっと、不思議な効果を感じることが出来ると思いますよ。
では、また。
追伸 感想や質問などのメールは大歓迎です。
このメールに返信してくれれば、私に直接届きます。
ただし、ネガティブなメールは萎えるのでいらないです。
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[ テーマ: 家族が幸せになる住まいづくり ]
2010年2月14日08:00:00
こんにちは。
住まいの結婚相談所の若松です。
今日は、住まいに関することは置いといて、私自身のことを話します。
まず、簡単なプロフィール。
1954年香川県生まれ、現在高松市在住。
住宅プロデュース事業オーナー、経営コンサルタント(おもに工務店)。
「住まいの結婚相談所」を主宰。
全国に2万人以上の一般読者を持つ住まいのメールマガジンを発行。
工務店向けメールマガジンは発行部数3万部。
NHKなどのテレビ取材をはじめとして新聞などマスコミ取材多数。
香川産業頭脳化センターにて、1998年1月26日より事業開始。
施主からの個別相談は3,300件を超える。
また、業者と施主とのお見合い件数は600組以上。
あなたに、さらに私のことを知っていただくために、
プライベートな話をさせてください。
まず、私の家族構成。
今のところ健康な77歳の母。
今のところ一緒にいてくれてる52歳の妻。
将来わかまつ食品社長になる予定の25歳の長男。
http://www.wakamatsu-shokuhin.com/
将来アーキプロジェクト社長になる予定の24歳の次男。
http://www.archipro.co.jp/
現在ニュージーランド在住22歳の長女。
ひょっとすると孫はハーフになるかも。
そして、56歳の私。
その私の日常生活。
朝は目が覚めたら起きます。
おおよそ、7時半。
朝食を取り、トイレに行き、シャワーを浴びます。
ちなみに、私はシャワーがほとんどで、めったにバスタブは使いません。
事務所到着は8時40分くらい。(自宅から徒歩30秒)
ちなみに、スタッフは9時出社。
パソコンを立ち上げ、メールのチェック。
約1時間、いただいたメールへの返事等。
12時まで情報収集及びメルマガ執筆。
常にメールのチェック。
メールが来てたらすぐに返信。
お腹が減ったら食事。
概ね12時30分くらい。
ちなみに、自宅に帰って食べます。
食後は、15分くらい昼寝。
これでリフレッシュできますよ。
ただ、昼寝に入る前に、脳に質問を投げかけておきます。
寝てても、右脳がその質問を処理しています。
答えはすぐ出る時もあるし、忘れた頃に出ることも。
ちなみに、夜も同様。
午後、相談、来客がない時は、引き続き情報収集及びメルマガ執筆。
常にメールのチェック。
メールが来てたらすぐに返信。
ちなみに、このメール返信がネタになることも多いです。
ところで、メルマガ執筆の手順。
1.日常生活で気がついたことをメモしておく。
2.荒原稿を書く。
3.本原稿に仕上げる。
4.配信予約前に最終チェック。
お腹が空いたら帰宅。
概ね19時。
家にいるときは、映画を見ることが多いですね。
NHKのBS2かWOWWOW。
映画は、物語の勉強になりますよ。
夜は、眠くなったら寝ます。
概ね、11時過ぎ。
寝る前に、脳に質問を投げかけて眠りにつきます。
枕元には、紙と鉛筆を用意しています。
答えを書き留めるためです。
ちなみに、夜中にトイレによく行きます。
俗に言う、頻尿ってやつです。
ですから、「のこぎりやし」に反応してしまいます(笑)。
今日はプライベートな話でした。
でも、すごく貴重な話をしました。
今日の話の中に宝があります。
もしわかったらメールください。
このメールに返信すれば、直接私に届きます。
では、また。
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[ テーマ: 家族が幸せになる住まいづくり ]
2010年2月21日08:00:00
こんにちは。
住まいの結婚相談所の若松です。
前回は、住まいに関係のない私自身の話でした。
今日は、話を戻して将来を考えた住まいづくり
についてです。
◆住まいづくりは、今のことばかり考えずに
将来どうなるのかを考えて・・・と話してきました。
将来と言っても、あまりピンとこないですよね。
予想がつかない先のことを考えることは
できないという方も多いかもしれませんね。
では、今現在を見つめてみましょう。
“住んでいる場所”“住んでいる家”“住まい方”です。
そして今現在から少しずつ先に目を向けていきましょう。
◆まずは住んでいる場所(地域)からです。
今住んでいる地域に不満がありますか?
家族みんなで思いつくまま挙げてみてください。
不満はありましたか?
これは今現在の気持ちですよね。
では『今』から『近い将来』まで、家族の時間を進めてください。
ライフスタイルの変化で不満も大きく変わってくるものです。
例えば、夫婦2人だけの時、
“夫婦共に通勤に不便”や“交通の便が悪い”などでしょうか。
小さな子どもを育てている時期には、
“子どもの学校が遠い”“子どもの保育園が遠い”
また、慣れない子育ての中何かと頼ることが多く
“親の家が遠い”というのも大きな問題になるでしょうね。
働くお母さんなら“保育園の激戦地域”もそうかも
しれません。
そして、子どもが大きくなれば、
“地域の学校の評判の良し悪し”“繁華街が近く治安が悪い”
とか。
もっと先、子どもが独立し夫婦2人に戻ったとなれば、
また違ったものになるでしょう。
◆どの辺りに住みたいのか
家族との話し合いで意見がいろいろと出たところで、
どの辺りに住みたいのか?を考えてみます。
例えば、
今は夫婦2人だけど、近い将来子どもが欲しいと思っている。
もし子どもが産まれても共働きの予定なので、
自分の親の家や良い保育園の近くが良い。
しかし、子どもが少し大きくなれば静かで近くに公園もあり、
でも交通の便も良い他の地域に住みたい。
このような場合は、あと数年は希望する地域に賃貸で住み、
その後、新たに希望している場所に家を建てて引っ越す予定、
ということになりますね。
もちろんライフスタイルが予定通り変化していくかどうか、
また、希望する地域に良い土地が見つかるかどうか、
それはわかりません。
でも、漠然とどこに住みたいかを考えるよりはずっと現実的
ではないでしょうか?
それに、いつ頃までに家の購入資金を貯めなくてはいけないか
という、大まかな資金計画にもなるんですよ。
次回は、“住んでいる家”“住みたい家”についてです。
では、また。
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[ テーマ: 家族が幸せになる住まいづくり ]
2010年2月28日08:00:00
こんにちは。
住まいの結婚相談所の若松です。
前回は、
今現在を見つめましょう。
“住んでいる場所”“住んでいる家”“住まい方”・・・。
そして今現在から少しずつ先に目を向けていきましょう。
今の不満や良いと思っていることは、これからのライフスタイルの
変化で大きく変わってきます。
『今』から『近い将来』まで、家族の時間を進めてください。
もちろんライフスタイルが予定通り変化していくとは限りません。
でも、漠然とどこに住みたいか・・・などと考えるよりは
ずっと現実的ではないでしょうか。
でしたね。
今日は、“住んでいる家”についてです。
◆住まいづくりを考えているあなた
マンションが良いのか、戸建てが良いのか、
それともまだまだ借家住まいが良いのか、
と考えたと思います。
それぞれにメリット・デメリットがありますね。
今の住まいに不満はあって引越しはしたいけれども、
次の住まいを決めかねている・・・というのが本音ですかね?
ここでも家族のライフスタイルの変化を考えていきましょう。
例えば、乳児を抱えての生活は大人だけの生活では
考えられないような些細な事が、大変だったり危険だったり
するものです。
建て売りの戸建て住宅の見学に行ったことがありますか?
急な階段があった記憶はありませんか?
キッチンやリビングは1階にあるので日常生活は1階で行い、
寝室や家具を置くのは2階という間取りです。
夫婦2人だけの生活では特に気になることはないかと思いますね。
しかし、乳児がいたらどうでしょう。
洗濯物を干しに、着替えを取りに、ちょっと本を取りに、と
1日に何度もこの急な階段を上り下りしなければならないのです。
赤ちゃんを抱きかかえて上り下りするんです。
危ないから赤ちゃんは1階に置き去りですか?
確かにちょっと物を取りに、というのだったら大丈夫かも
しれませんが、後追いをする時期は大泣きするでしょう。
何でも口に入れてしまう時期には少しでも目を離すことは
できません。
それに、夜寝かしつけた後「夕食の後片付けをしよう」
と思っても、もし目を覚まして階段から転げ落ちたらどうしよう、
なんていう心配もありますね。
色々と考えていくと、子育ての時期の忙しい生活にとって、
部屋のつながり方は大きな影響があると思いませんか?
◆もう少し先の事を考えてみましょう。
広告に載っている建て売り住宅の間取り図を見ると、
当たり前のように主寝室、子ども部屋が用意されていますね。
洋画などで小さな子どもが「ママおやすみなさい」と
1人で寝室に行くシーンを見かけますが・・・。
日本ではほとんどの家庭で子どもが寝付くまで添い寝をしたり、
寝たふりをしてみたりしているわけです。
川の字で寝ている家庭も多いでしょうね。
つまりある程度大きくならなければ独立した子ども部屋は
必要ないということです。
子どもの居場所は成長と共にどんどん変化していくものです。
それぞれの家庭で考え方が違っているので一概にこうですとは言えませんが、
子ども部屋になるべき部屋の確保とその時期、
その子ども部屋が完全に分離したものが必要なのかどうか、
というのはとても難しい問題ですよね。
◆住まいは何十年も家族と共に変化しながら住み続けるものですが・・・。
住居費が高い日本では、家族の変化や子どもの成長に合わせて、
賃貸住宅を何度も住み替えているという人もたくさんいますよね。
今現在感じている住まいへの不満や希望にばかりを目を向けていては、
これから長い間家族が本当に楽しく過ごせる住まいを手に入れることは難しいのです。
家族のライフスタイルの変化を考え、今住み替えが必要なのかどうか、
ということからもう一度家族で話し合うことが大切ですね。
では、また。
追伸 感想や質問などのメールは大歓迎です。
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ただし、ネガティブなメールは萎えるのでいらないです。
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