[ テーマ: 家族が幸せになる住まいづくり ]
2009年1月4日08:00:00
こんにちは。
住まいの結婚相談所の若松です。
ところで、
「“家づくり”は、誰のため?」
と尋ねると、誰もが、
「わたしとわたしの家族のためです!」
と、答えるでしょう。
しかし、
「“わたしとわたしの家族”のため」
と言いながら、実際は、“子どものため”になっている方が多いですね。
ハウスメーカーのモデルハウス、住宅会社の広告、どれも、
1階に、リビング&ダイニングにキッチン。
2階に、主寝室と子ども部屋。
なぜか同じようなプラン。
不思議だと思ったことありませんか?
暮らし方はそれぞれなのに、住まいはワンパターン。
子どもが少し大きくなれば、
「○○ちゃんみたいに、部屋がほしい」
などと、大抵、部屋を欲しがります。
それで、子どもを優先してるんですね。
でも、あと15年もすれば、ほとんど家を出ます。
そうじゃないですか?
では、あなたとあなたのパートナーは?
そう、もっともっと長く暮らすはずです。
「子どものため、子どものため」と、
そればかりを考えて『住まいづくり』をすると、
生活しづらい家になります。
かつての子ども部屋は無駄部屋になったり、物置になったり。
そうならないために、先を見越したプランを考えましょう。
あなたは、将来にわたって“生活を楽しめる家”にしたいと思いませんか?
「えっ、そんなに先のことまで、計画できない」
確かにそうかもしれません。
計画通り行く人なんて、なかなかいませんよね。
しかし、“暮らし方”の変化を想像して欲しいのです。
家は、ただの“物”じゃないんです。
だから“家を買う”と思ってはいけません。
あなたとあなたの家族が
“生活を楽しむ家”
そして、
“家族の絆を育み、ともに成長していく家”
を、つくるのです。
そのために、“家族”と“住まい”が年月と共に、どんな風に成長していくのか?
是非、家族で話し合ってください。
では、また。
追伸 感想や質問などのメールは大歓迎です。
このメールに返信してくれれば、私に直接届きます。
ただし、ネガティブなメールは萎えるのでいらないです。
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[ テーマ: 失敗しない住まいづくり ]
2009年1月11日08:00:00
こんにちは。
住まいの結婚相談所の若松です。
前回は、
住まいづくりのパートナー選びは慎重に。
住宅展示場の親切丁寧な営業マンに惑わされないように。
でしたね。
今日は、
テレビCMでもよく見かける大手ハウスメーカーの話です。
全国にいくつも住宅展示場を持っていて、休日は色々なイベントを行っています。
知名度が高く企業規模も大きい、でも、本当に安心?
住宅業界に限らす、
大手だから、有名だから、と皆が安心していた。
しかし、影でとんでもないことをしていたと言う例、ありますよね。
社内で問題が発覚した後も、公表せず隠ぺいしていた。
こんなニュース、耳にしたことありませんか?
こんなことが頻繁にあると、もう何を信用していいのかわかりません。
自分の目で確かめないと、安心できませんよね。
大手ハウスメーカーとの家づくりは、営業、デザイン、設計、監督、
とそれぞれ担当がいます。
また、実際に家を建てる下請けの工務店、もしかしたら孫請けの・・・と、
じつに大勢の人が関わります。
その関わるすべての人に、あなたの想いを伝えることができますか?
すべてを自分の目で確かめることができますか?
では、大手ハウスメーカーとは対照的に、昔からその地域で地道に仕事をしてきた、
広告も出したことのないような地域密着型の工務店。
そんな工務店との家づくり、考えてみたことありますか?
小規模な会社なので大抵は営業担当がいません。
社長が自ら、あなたが思い描いている住まいをじっくり聞いてくれます。
ハウスメーカーのさわやかな営業マンと違って、無骨で話ベタかもしれません。
しかし、
家づくりにかける情熱は人一倍です。
そして、
あなたの家を実際に建てるのは、その社長と長年共に仕事をしてきた職人さんたち。
彼らは、家を建てることが何より好きなんです。
いつも自分の家だと思って建てているんです。
つまり、有名だから、企業規模が大きいから、安心とはかぎらないんです。
そもそも、
「何からはじめたらいいかわからないんで、まぁ、展示場でも行ってみるかっ。」
これが最初の間違いではないでしょうか。
上にも書きましたが、
ハウスメーカーと地域で地道に仕事をしてきた工務店では、全く特徴が違うんです。
住宅展示場に建っている家。
住宅会社が広告で宣伝していた家。
設計事務所のHPに紹介されていた家。
「あれも良いし、これもオシャレだし・・・」
目的のないまま家を見ると、確かに迷いますよね。
特徴が違うんですから、比べようがないんです。
ではどうすれば迷わないんでしょうか?
大切な住まいづくりですから、もちろん迷って当然ですが、迷うべき所はほかにあります。
あなたが、あなたの家族とこれから何十年、どんな家で暮らしたいのか、
という住まいへの想いがしっかりとしていればいいんです。
つまり、今までお話した「土台」をきちんと創り上げることができれば、
おのずと特徴がわかってきて、
ハウスメーカーなのか、工務店なのか、設計事務所なのか、決まってくるはずです。
細部で迷うのはその後でいいんです。
どんな雰囲気にしたいか、実際の間取りやインテリアを見て自分の住まいづくりに生かす。
そういう目的で、住宅展示場へ行くのは良いかもしれませんね。
おしゃれなモデルルームや営業マンの話術に惑わされないでください。
ぜひ、上手に住宅展示場や見学会を利用してくださいね。
では、また。
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[ テーマ: 製品・サービス情報 ]
2009年1月16日16:25:00
新しい事務所ができました。
入り口のドアーは無垢板です。
床は無垢のフローリング。
間接照明とダウンライト
奥は相談コーナーです。
アールの壁の向こうが私のデスクです。
奥に見えるのは、クローゼットドアーです。
カーテンは2重のスクロール式。
キッチンはイタリア製
壁はタイル。
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[ テーマ: 失敗しない住まいづくり ]
2009年1月18日08:00:00
こんにちは。
住まいの結婚相談所の若松です。
前回は、
有名だから、企業規模が大きいから、= 安心 は間違い!
ハウスメーカー、工務店、設計事務所、
全く特徴が違うから比べることはできない。
“どんな家で暮らしたいのか”でおのずと決まってくるもの。
でしたね。
今日は、
「何からはじめていいかわからないんで、まぁ、展示場でも行ってみるかっ。」
は、間違い。
それは、ハウスメーカー、工務店、設計事務所、は特徴が違うからです。
特徴が違うと言っても、あなたにはピンと来ないかもしれませんね?
それで、特徴の話をします。
たとえば、あなたは食事に行こうと思っています。
家族と外食です。
さぁ、どこへ行きますか?
もちろん家族の意見も聞きますよね。
すると、いろんな意見が出てきました。
・臨時収入があった時に行った、あのフランス料理店へ行きたいわ。
・ハンバーグがおいしい、よく行くあのお店がいい。
高級フランス料理店、子どもに人気のファミリーレストラン。
どちらもおいしいと評判のお店です。
さぁ、あなたなら、どんな風に決めますか?
「よし、ジャンケンで決めよう」
確かに、それも“アリ”ですけど。
フランス料理店とファミレス、予算が違ってきますよね。
それから、今日食べたいのは、和食ではなさそうです。
あなたは、“予算”と“好み(要望)”で、
今日の外食をどこにするのか、決めるんじゃないですか?
「外食の話ばかりで、住まいづくりと関係ないでしょ」
ごめんなさい。
長々と外食の話をしましたが、実はこれ、住まいづくりに似てるんですよ。
“予算”と“好み(要望)”を考えて決める。
そう、住まいづくりも“予算”と“好み(要望)”ですよね。
例えるなら、
事細かなオーダーを聞いてくれる高級レストランや料亭が設計事務所。
いろいろなメーニューが揃っていて、子どもにも大人にも人気のファミレスはハウスメーカー。
上の二つの間に普通のレストランがあるとすれば、それが工務店。
これが、それぞれの特徴です。
ハウスメーカーの住宅展示場や工務店の完成見学会。
あれも良いが、こっちも良い、と迷い悩む事は、じつはこう言うことです。
ファミレスの○○店、レストランの※※店、料亭の××屋、どこにしようか?
これって比べられますか?
特徴も、予算も違います。
特徴と予算、そして用途(○○さんを接待するため)が決まっていれば迷いませんね。
住まいの場合の“要望”は、
あなたと、あなたの家族がこの先ずっと快適で幸せに暮らすため。
ですよね?
これで特徴の違いをわかっていただけましたか?
そして、「とりあえず住宅展示場へ」というのは、
1つの情報しか注目していない、という事なんですね。
次回は、
特徴の違いがわかったら、次の問題。
あなたが目にする、住宅展示場や完成見学会、広告など。
これも、ほんの一握りの情報なんです。
についてです。
では、また。
追伸 感想や質問などのメールは大歓迎です。
このメールに返信してくれれば、私に直接届きます。
ただし、ネガティブなメールは萎えるのでいらないです。
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[ テーマ: 失敗しない住まいづくり ]
2009年1月25日08:00:00
こんにちは。
住まいの結婚相談所の若松です。
前回は、
「とりあえず展示場へ行ってみる」は、間違い。
それは、ハウスメーカー・工務店・設計事務所、は特徴が違うから。
その特徴の違いとは。
でしたね。
今日は、
住宅展示場に完成見学会、広告にインターネットのホームページ。
頑張って情報収集したつもり。
でも実は、ほんの一握りの情報に過ぎないという現実の話をします。
“家を建てたい”と考えるようになって、
住宅関係のCMや新聞広告が目に付きませんか?
これを読んでいるあなたは、
インターネットでも色々と検索している事でしょう。
今は、簡単に膨大な情報を収集することができますよね。
“住宅広告の読み方”の勉強会や本もあるそうです。
色々と調べたり、実際に見たり、聞いたり、情報収集しても、
その情報は、公平ですか?
ハウスメーカー、工務店、設計事務所、
公平にすべての情報を得ることは、難しいですよね。
TV、ラジオ、雑誌、新聞、看板と、広告だらけのハウスメーカー。
大体は、凝ったお洒落なホームページを持っている設計事務所。
工務店はと言うと確かにホームページがあったり、
見学会の案内をしている工務店もあります。
しかし、それはほんのわずかです。
ほとんどは、広告も出さず、営業マンの活動もないですね。
なぜかというと工務店は、
地元の地域で昔から地道にコツコツと仕事を続けているので、
宣伝が必要ない、という訳です。
いわゆる、人(口コミ)が営業マンなんでしょうね。
お客さまからの信頼と、家づくりに対する情熱。
それを、とても大切にしている工務店こそが、
住まいづくりのパートナーに最適だと思いませんか?
最近、病院のランキングや名医のランキングの本が売れていますよね。
分野ごとの手術数や症例数、
設備や安全体制の整備などで評価されています。
歴史があるから、有名だから、というネームバリューにとらわれず、
本当に実力のある病院、医師が一目瞭然だとか。
でも、世界で活躍するような名医ではなくても
患者さんを大切にし、日々の健康の相談に乗ってくれ、そして腕が良い。
地域の方に信頼されているお医者さんっていますよね。
毎日の生活にはそんなお医者さんの方が必要だと私は思います。
住宅版ランキングの本もあるようです。
企業別ランキング、ということで、
住宅メーカー602社のランキングだそうです。
ここにも小さな工務店は入っていないようです。
本当に知りたい情報を手に入れる事が難しい。
とても残念ですが、これが現状なんですね。
次回は、
“住宅広告の読み方”の勉強会について。
本当の“読み方”は、からくりに惑わされないこと、です。
では、また。
追伸 感想や質問などのメールは大歓迎です。
このメールに返信してくれれば、私に直接届きます。
ただし、ネガティブなメールは萎えるのでいらないです。
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