家具には役割があります。

[ テーマ: 家族が幸せになる住まいづくり ]

2009年8月30日08:00:00

こんにちは。

住まいの結婚相談所の若松です。

 

前回は、

自分で自宅を造る、セルフビルド。

メリットも大きいけれど、デメリットもそれなりにあります。

余程の覚悟がなければできないことでしょう。

専門的な部分はプロに任せ、難しいところはサポートしてもらい、

自分達で出来るところは自分達で造るハーフセルフビルドで

家族の絆と家への愛着を深めてみては?

でしたね。

 

今日は、家具のお役目についてです。

◆家具も重要

住み心地の良い住宅と、住み心地の悪い住宅の違いは何でしょう?

私が思うのは、住まい方がそれぞれ家族ごとに違うのだから、

あなたの家族にとって無理のない、あなたの家族らしい住まいであれば、

自然と住み心地の良い住宅になるのだと思います。

では、あなたにとって「無理のない」とは、どういう事なんでしょう?

まず、生活の重心がどこなのか、そして人の動きはどうなのか、

を知ることですね。

そうすれば、部屋の大きさや形が決まっていくはずです。

これで終わりではありません。その次も大切なんです。

部屋の大きさや形と、家具の大きさや形、位置関係を考えることです。

よくあるのが、間取りの事を考え始めると、部屋の位置関係や

広さばかりが気になって、そこに置く家具のことを忘れがちです。

「家にお金がかかる時だから、家具はできるだけ安く済ませたい」

という本音もあり、なかなか家具にまで行き届かないわけですね。

でもよく考えてみると、家具の大きさや場所だけではなく、

色とか素材も、大きな影響を与えるのではないでしょうか?

アパートやマンションなど、同じような間取りの家でも、

インテリアが変われば、全く違った印象になりますよね。

家具は機能だけでなく、部屋の雰囲気に大きな影響を与えているんです。

それだけ重要な役割の家具。

家を建てるときに家具もすべて新しくすることができれば良いのですが、

なかなかそうはいかないものです。

今ある家具と新しく購入する家具、どちらも新しい住まいにフィットし、

あなたの住まい方にもフィットしなければならないわけですよね。

これを考えるのは素人には難しいものです。

 

◆家具の主役

ではまず、家具の中の主役を決めてみてはどうでしょう。

例えば、ずっと大切にしてきたソファー。

古いけれど、すわり心地の良い椅子、など。

すぐに“これ”という家具が思いつくっていいですよね。

使い込まれたものや、思い入れがあるものって素敵です。

逆に、使いづらくなったり、すぐ飽きてしまったりと、

簡単に買い替えを繰り返すことのないようにしたいですね。

家具を買う時、

「本当に必要なものかな?」

「本当に好きなものかな?」

「これから何十年も大切に使っていけるものかな?」

こんなふうに主役になる家具を考えて

購入してみるのはいかがですか?

そして主役が決まったら、その家具をどの部屋にどの様に置くのか?

その家具に一番似合う窓の大きさはどうか?を考えていくのです。

では、また。

 

 

 

 

 

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