地元密着の業者には、こんな魅力も

[ テーマ: 業者選びの秘訣 ]

2014年4月27日08:00:00

こんにちは、若松です。

 

先週、地元密着型の施工業者のメリットについてお話ししました。

彼らの一番の魅力は、地元の人々から信頼を得ていることでしたね。

また、近所なので交通費も抑えられるし、

移動に時間と体力を使わない分、施工に集中できるのも魅力。

さらに、広告宣伝費が少ないので、

それをあなたへの請求額に上乗せされないというメリットもありました。


そして、そのほかにも金額に関するメリットがあるとお話ししたのですが、

あれから何か思いつきましたか?


私が思うメリットは、

「少数精鋭で仕事をこなしているので、余計な人件費が転嫁されないこと」

です。


規模が大きい業者の場合、営業マンや事務スタッフなど、

施工に直接携わらないスタッフを抱えているものです。

仮に、年収600万円の営業マンが年間に6棟の契約を得ている場合、

その人件費だけで、1棟当たり100万円必要になっている計算になります。


一方、地元密着の小さな業者は、社長が営業も施工も兼任するのは当たり前。

事務作業までも一人でこなすケースもあります。

といっても、別に全部を一人でこなす必要はありませんし、

スタッフを雇う業者を非難しているわけでもありません。

私が言いたいのは、膨れ上がった人件費を得るために忙しい業者が

あなたの話をじっくり聞く心の余裕があるのか、

そして、その夢を叶える提案ができるのか、ということです。


代表者が営業マンを兼務するメリットは、それだけではありません。

彼らは施工や定期点検など、全ての分野を熟知しているので、

その知識や経験を活かした提案ができます。

流行を求めすぎることのデメリットや、街並みを意識した家づくりなど、

いろんな助言ができます。

これは、現場の経験がなく、

数字を追い求め続けなければいけない営業マンにはできないことです。


とはいっても、これだけ代表者との接点が増えるということは、

家づくりに対してのお互いの考え方が違う場合、

「どうしてこの業者が地元でずっと営業できているのか

 自分にはさっぱりわからない」

ということになります。

地元密着の小規模な業者は、地元や家づくりへの思い入れが強いものです。

あなたが同じくらい熱い気持ちを持っているなら、

最高のチームになるでしょうね。

 

では、また。

 

 

 

 


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