設備機器の導入で迷ったら『欲しい』か『必要』かを考えてください。

[ テーマ: 住まいづくり情報 ]

2012年8月12日08:00:00

こんにちは、若松です。


家づくりの計画は順調ですか?

資金を増やすための貯蓄や、家づくりに関する勉強も、

家づくりには欠かせない大切なステップです。

コツコツと頑張りましょうね。


さて、実際に業者との打ち合わせが始まると、

あなたは、さまざまな提案を受けることになります。

間取りのこと、仕様のこと、設備のこと・・・。

限られた予算ですから、

「予算が膨らむようなことはできるだけ避けたい」

と思いつつも、資料を見ると心が揺れます。

私もそうでしたし、きっと誰もが経験していることだと思います。


こんな時は、10年後のことを想像してみるといいですよ。

10年後といえば、設備機器の寿命が近付く頃です。

故障が増えたり動かなくなったり。

日々の生活の中で大活躍したものがあれば、

あまり使わないまま寿命を迎えるものもあるかもしれません。

その頃になると、屋根や外壁の傷みも気になりますから、

余計な出費はできるだけ抑えたいですよね。


そこで、計画を練る時は、

『欲しい』か『必要』か、という基準で考えるようにしましょう。

例えば、仕事と家事に忙殺されている方とそうでない方では、

食洗機の必要性が変わってきます。


また、いつも洗濯物を外に干している方なら、

雨の日だけコインランドリーで乾燥させるようにすれば、

乾燥機は必要ありません。

逆に、帰宅が遅い人や防犯面を重視する人には、

乾燥機は必需品です。


エアコンも同じですね。

子どもが小さくて、子ども部屋を活用していないうちは

設置していても使わない場合が多いですね。

それなら、子どもが成長して、

子ども部屋で過ごす時間が長くなってから設置した方が、

今以上に省エネできるタイプを、もっと安価で購入できるでしょう。

部屋の活用状況次第では、ずっと設置しなくても大丈夫かもしれません。


後付けできる設備機器で迷った時は、設置しなくてもいいのでは?

まずは無い状態で暮らして、どうしても必要だと感じた時に設置すれば、

メンテナンス費用を抑えた暮らしができるのではないでしょうか。


必要になる頃には、今の時点では考えられないような

素晴らしい設備が開発されているかもしれませんよ。

 

では、また。
 

 

 

 


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