[ テーマ: 失敗しない住まいづくり ]
2020年5月26日08:00:00
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■成功のカギは『正しい準備』ができたかどうかです
住まいづくりに失敗する人の共通点は、
住まいづくりを始める『前』に
『正しい準備』ができていたかどうかで決まります。
正しい準備といっても、決して難しいものではありません。
ある『要点』をしっかりと抑えるだけです。
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こんにちは、若松です。
家づくりの打ち合わせをしている時、
「業者はプロだから、言わなくても分かってくれるだろう」
「プロならできて当然」
「プロなのに、どうしてもっと…」
と思ったことはありませんか?
この心理状態を『アンコンシャス・バイアス』といいます。
日本語では、『無意識の偏見』
『無意識の思い込み』といった言葉で表現されています。
家づくりの打ち合わせをするとき、話した内容を書面に残し、
「言った、言わない」のトラブルを防ぐ業者は多いものです。
しかし、記された文字は同じでも、固定観念や思い込みによって、
業者とあなたの解釈が異なることはあり得ます。
そんな解釈のズレを防ぐため、
「言わなくても分かるだろう」
と思わず、十分に言葉を交わすようにしましょう。
ところであなたは、
「住宅ローンの名義は夫でも、管理は私がするのに」
「夫婦は対等なのに、なぜ営業マンは夫とばかり話をするの?」
と不愉快になったことはありませんか?
もう気づいていると思いますが、業者側にも『無意識の思い込み』はあります。
「契約するのはご主人だから、ご主人の意見を優先すべきだ」
「施主が何も言わないということは、自分の提案に満足しているんだろう」
というように。
そういえば、あなたは
「契約後、担当者が営業マンから現場管理者に変わった。
営業マンを信頼したから契約したのに、裏切られた感じで悲しい」
という声を聞いた(読んだ)ことはありませんか?
業者によっては、打ち合わせからアフターサービスまで同じ人が担当します。
営業マンを置かない少数精鋭の工務店は、それが一般的です。
しかし、事務・営業・施工・アフターと、
その部門ごとにスタッフを置く住宅会社もあります。
ですから、もしあなたが、最初から最後まで同じ人に担当してほしいなら、
業者選びの際に確かめておきましょう。
それぞれの思い込みが小さなズレを生みます。
その結果、
「こんな家づくりをしたかったわけじゃないのに」
という後悔に苦しむかもしれません。
言葉が足りなくて、優しい配慮のつもりが相手を傷つけるかもしれません。
要望はきちんと伝え、不明な点はしっかり質問して、
無意識の思い込みによるすれ違いを防ぎたいですね。
では、また。
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