満足感を得られない新居にお金を払う価値はありますか?

[ テーマ: 業者選びの秘訣 ]

2014年5月11日08:00:00

こんにちは、若松です。

 

家づくりでは、お金を払う価値があるものとないものがあります。

材料で例えるなら、

健康と癒しを与えてくれる自然素材には、お金を払う価値があります。

しかし、シックハウスの原因になる建材には、お金を払う価値がありません。


営業マンで例えるなら、

あなたがより幸せに暮らせるような家づくりを、と

あなたの話を真剣に聞き、懸命にサポートし、

入居後も良い関係が続く営業マンにはお金を払う価値があります。

しかし、あなたのためではなく、

自分のノルマ達成のために接してくる営業マンや、

自分の考えを押し付けてくる営業マンには、お金を払う価値がありません。


業者で例えるなら、

あなたに叶えたい夢を尋ね、それを実現しようと全力を尽くしてくれる業者には

お金を払う価値があります。

しかし、あなたに間取りや求める性能を聞き、

快適な空間を提供することしか思いつかない業者には、お金を払う価値はありません。


ご存知の通り、家づくりには多額の費用が必要です。

その費用を数十年に渡って返済し続けるんですから、

どうせなら納得できるお金の使い方をしたいと思いませんか?

快適な空間で暮らすためだけなら、賃貸住宅や建売住宅でも構いませんよね。

多額の費用を使って一戸建てを新築するなら、夢を叶えてくれて、

今よりずっと幸せに暮らせる家でないと、建てる意味がありません。


快適に暮らせることと幸せに暮らせることは、一見似ています。

ですが、よくよく考えてみると全く別のものだと気付くはずです。


「いやあ、夢なんて特にないし、今より広い家で暮らせたらそれで十分だよ」

と考える人もいるでしょう。

しかし、こだわりの無い家を建てた時に得られる満足感はわずかです。

その上、それほど思い入れも持てないので、家を大切にしようと思わないものです。


ところで、あなたには

「こんな夢を叶えるために新築したい!」

という明確な目的はありますか?

もし

「隣近所の騒音問題に疲れたから」

「子どもをもっと広い家で育てたいから」

といった理由だけで新築すると、防音や間取りなど、

問題解決を重視した家づくりになってしまいます。

そのために新築して、多額の借金を長期間返済するのも1つのあり方でしょうが、

夢を叶えることを意識すると、住まいづくりはもっともっと面白くなります。

暮らし始めてからの満足感も全く違います。


満足感を得られる家は、お金を払う価値があります。

そのためには、新居で何をしたいのか考えてみましょう。

突拍子もないアイデア、子どもの頃の夢、大人になってからの夢・・・。

「こんな夢を叶えるなんて無理だ」

と思わず、まずは夢を全部書き出してみましょう。


本格的な天体観測ができる施設を自宅につくった人もいます。

限られた予算で自然素材の家をつくった人もいます。

お金を払う価値がある業者と夢を叶える家づくりをする・・・。

考えるだけでワクワクしてきますね。

 

では、また。

 

 

 

 


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