[ テーマ: 家族が幸せになる住まいづくり ]
2010年1月10日08:00:00
こんにちは。
住まいの結婚相談所の若松です。
前回は、
多くの方が迷う業者選び。
・展示場に出展している家のなかで外観が自分の好みだった。
・知り合いが建て良かったという評判を聞いて。
・営業マンがとても好印象だった。
色々と勉強し情報収集したつもりでも、結局はこのような理由で
決めてしまう人が実際多いんです。
たくさんの業者さん、さまざまな工法などは、それぞれの
メリット、デメリットがあり、特徴も全く違うため、
どれが一番優れているかを比べることはできません。
・あなたは結婚相手を外見だけで決めますか?
・知人の話を信じて簡単に決めてしまって良いのですか?
・売るのが仕事の営業マンの話を鵜呑みにして良いのですか?
あなたが欲しいと想い描いている住まいを現実にしてくれる業者さんは、
あなたが自分の目と耳で確かめてから決めてください。
でしたね。
今日は、多くの方が業者を決定するために行っている
“相見積もり”の話です。
皆、住宅を購入する際にいろいろな方法で多くの情報を得ようとしますね。
「最低3社は見積もりを取りましょう」と書いてある本もあります。
『なるほど、もっともな意見だ』と思われる方も多いでしょう。
相見積もりとは、家を建てるときに複数の会社に図面と見積もりを出してもらい、
業者を決定するやり方のことです。
これって住まいづくり以外でも行われていますよね。
例えば、
・保険に加入するとき。
・引越しする際、どこに依頼するかを決めるとき。
・仕事で、工事か何かを発注する際に。
まだまだありそうです。
それから少し違うかもしれませんが、
一番身近といえば、家電製品なんかを買うときにもメーカーや、
性能、値段、値引きなどを比べて決めませんか?
◆なぜ“相見積もり”するの?
・まだ業者を信用できないから。
・安く購入したいから。
・相見積りを出させ、安い所でしようと考えているから。
・見積りだけでも出させてほしいと言われたから。
理由は、こんなところでしょうか?
しかし、実際に住宅購入の際に相見積もりをした人の多くは、
「各社それぞれ仕様が違って、何をどう比較してよいのかわからない」
と悩んでいるんです。
先ほど挙げた住宅購入以外での相見積もりは何度も経験している人も
多いと思うので、思い出してみてくださいね。
内容がそれぞれ違っていて、何をどう比較してよいのか?
と迷いませんでしたか?
冷静に比べて自分にとって一番メリットのあるところを見極めることが、
とても苦手な私も何度か経験しています。
保険内容は似ているようで条件や内容が少しずつ違っていて、
結局パンフレットに書かれている商品説明がわかりやすいという
簡単な理由で決めてしまっていたり。
引越し業者さんのときには、料金に含まれるサービスが色々あって
比べることができず、一番安く出してくれた所に決定。
家電製品なんかは「セール!」とか「○%OFF!」という言葉
に振りまわされて考えがまとまらないまま購入。
結果「よかった、正解だった」と思うこともあれば
「次からはお願いしないぞ」と思うこともあります。
あなたも、こんな経験ありませんでしたか?
◆保険や引越し業者さんと、住宅業者さんを決定することの違いは?
引越しも保険加入も、「失敗だった」と思えば次からは、
お願いしなければいいのです。
当たり前のことですよね。
でも、住まいづくりの場合「次は」と簡単には言えません。
「1回限り」という人がほとんどでしょう。
失敗は許されないはずですよ。
それなのに、引越しや保険と同じように、迷ってなんとか違いを見つけ、
無理矢理決めてしまったり。
本当はよくわかっていないのに、納得したつもりになって
決めてしまったりするわけなんです。
次回は、
どうすれば相見積もりで迷わず、冷静に比べることができるか?
そして、そもそも相見積もりって、有効な手段なのか?
を考えてみましょう。
では、また。
追伸 感想や質問などのメールは大歓迎です。
このメールに返信してくれれば、私に直接届きます。
ただし、ネガティブなメールは萎えるのでいらないです。
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