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2007年6月20日10:56:45
家を建てる場合、通常現在を基点にプランなどを立てます。
もちろん、将来も考えて検討しますよね。
しかし、
ほしい家は、年々変わって行きます。
その証拠に、新築後5年以内に大小あわせて9割の人がリフォームをしています。
十分に考慮したはずなのに、リフォームしているのです。
このことから何がわかるでしょうか?
1 生活して初めてわかることがある。
2 価値観は変わる。
ということです。
では、どうすればいいのでしょうか?
生活することをイメージして、プランを立てる。
たとえば、お買い物。
週に何回行く?、量は?、種類は?
買ったものはどこへ保管する?
など、具体的に書き出すことです。
そうすればふさわしいキッチン、また食品庫、冷蔵庫、冷凍庫、家事室などがみえてきます。
次に、家を100パーセント完成させないことです。
ある程度変化に対応できるようにゆとりを持たせます。
これには予算も含まれます。
目いっぱい建築費に当てるのではなく、リフォーム費などに残しておくということです。
先日相談にこられた方の例ですが、
この方は4年前にも来ており、その時は建築家を入れて家を建てたいと思っていました。
しかし、今回は建築家抜きで考えていこうということになりました。
この方の場合、建築家の設計力に対する価値観が変わっていたのです。
建築家に頼めば良いものになるのはわかっているが、デメリット(設計費のウェイトが高い、時間がかかる、労力がかかるなど)と比較して直接工務店に依頼する方向で考えることになりました。
このように時間がたてば価値観は変わるのです。
また、理想の家のイメージも変わります。
その証拠に、あなたが何年か前に思い描いていた家と今考えている家は違っていませんか?
理想の家は年々変化します。
それを知った上で、家づくりを進めてくださいね。
このような話を今週末定例の勉強会でお話します。
もっと詳しい内容を知りたい方は下記のフォームからお申し込みください。
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(講演の後個別相談の時間も設けています。)