雨戸はいかが?

2014年1月19日08:00:00

最近、日本のあちこちで竜巻が発生するようになりました。

その原因の1つに温暖化が挙げられています。

九州出身のスタッフによると、

毎年夏になるとスコールのような激しい夕立に悩まされていたとか。

関東で暮らすようになってから、そんな大雨が降らないことに驚いたそうですが、

今ではゲリラ豪雨と名づけられた激しい夕立が

年々激しさを増しているように感じられます。

このまま温暖化が進むと、ゲリラ豪雨が降る地域も拡大しそうですね。


さて、そのスタッフの実家は、全ての窓に雨戸がついています。

同じ時期に建てられた近所の家々も同じです。

その雨戸は、頻繁にやってくる台風から家を守るためのものです。

雨戸のおかげで、何度も被害を防ぐことができたそうです。


そんな雨戸は、強風が少ない地域では見かけることが少ないものです。

最近建てられた家を観察すると、1階の窓だけに設置されていたり、

特定の方角にある窓だけに設置されているようです。

強風がそちらから吹いてくるということでしょうか。


ただ、最近の竜巻の発生頻度を受けて、

雨戸の必要性を見直す声が増えています。


竜巻が発生した時、飛散したガラスでのケガを防ぐために

「カーテンを閉めて窓から離れなさい」

と言われますね。

この方法だと、確かにケガのリスクは減らせます。

ただ、家の中に入り込んだ突風が

屋根を押し上げて引きはがすのを防ぐことはできません。

先日の竜巻でも、雨戸が竜巻の侵入を防いで、

家の破損を最小限に抑えた事例もあります。

この近所の家は、雨戸が無かったために、屋根が軒裏から剥がされてしまいました。


最近は、

地震・火事・猛暑・犯罪などから家族を守れる家づくりが重視されています。

しかしこれからは、竜巻や大雨など、

ほかの自然災害にも目を向ける必要がありそうです。


ちなみに、雨戸を設置するタイミングですが、

新築後に設置するよりも、新築時に設置するのがオススメです。

その理由として、

・施工ミスを減らせる

・設置費用を抑えられる

といったことが挙げられます。


ひと口に雨戸といっても、機能やデザインは多種多様です。

興味を持ったのなら、一度実物をチェックしてみるといいですよ。

 


では、また。

 

 

 

 


追伸 感想や質問などのメールは大歓迎です。

ただし、ネガティブなメールは萎えるのでいらないです。