必ず安くなる値切り方とは?

[ テーマ: 失敗しない住まいづくりの秘訣 ]

2010年7月18日08:00:00

こんにちは。

住まいの結婚相談所の若松です。

 

前回は、本当のことを知るための質問法でした。

「この家の問題点を敢えてあげるとしたら何でしょう?」

ぜひ活用してくださいね。

また、子ども部屋の位置、照明も重要だと言うことでした。


これまで「失敗しない住まいづくりの秘訣」シリーズでお届けしてきましたが、

最初に話した間違い、覚えていますか?

何も準備せず、いきなり展示場や見学会に出かけていくことです。

まず、資金計画が必要でしたね。

次に、自分を知ることでした。

そして、病気になりにくい家を考えました。

さらに、良い子に育つ家についても考慮しました。

これらの準備ができて、やっと展示場や見学会に行くことができます。

それまでは、見たいでしょうが、我慢してくださいね。

 

今日は土地の選び方です。

土地選びは、建物以上に難しいです。

なぜなら、同じ土地は一つしかないからです。

と言うことで、早速土地選びの話を始めましょう。


ちなみに、「選ぶ」と「探す」は意味が違います。

「探す」というのは、辞書では、

「見つけ出そうとして方々見たり歩き回ったり、人に聞いたりする」

「落し物を探す」というふうに使います。


では、「選ぶ」の意味です。

「多くの中から目的や基準に適うものを取り出す」

「贈り物を選ぶ」というふうに使います。


どうですか?

まったく違うでしょう。

探すものが何かがわかってないと、見つけられません。

だから、土地の場合、漠然と探しているうちは見つからないんです。

しかし「選ぶ」という基準であれば、自分のふさわしい土地が見つかります。

具体的な土地選びの手順は最後に言いますが、まず目的と基準を決めてくださいね。

 

さて、今から得する話をしますね。

それも100万円以上得する話です。

どうすればいいか?

結論から言います。

「値切る」

たったこれだけで、安くなります。


土地の値段は、いくら値切っても良いんです。

なぜなら、現物が変わらないからです。

安くなっても、まったく同じ土地が手に入ります。

建物のように値切ったからと言って、品質を落とされたり、手抜きされることはありません。

土地は、同じものが手に入ります。


実際、100万円位は安く出来ます。

ただ、土地の値段が200万円では無理ですが、

1000万円の土地なら100万円の値引きは可能です。

土地の値段は、定価じゃありません。

あくまでも、売値は、売り主が希望する金額のことですから。

売値で買うのは損ですよね。

ですから、目一杯値切って下さい(笑)。


ただ、値切り方があります。

それを、今から話しましょう。

値切り方ですが、

買値が、あなたにとって妥当な値段であることを説明するんです。

ただ単に100万円安くして欲しいでは、なかなか値段は下がりません。

しかし、現在の年収が400万円で、建築予算は2500万円です。

そして、建物に最低1600万円必要なので、

土地代は900万円、これが限界なんです。

だから是非、900万円で譲って下さい。

900万円であれば今すぐ契約します。

このように交渉すれば、単に100万円引いてと言うより、安くなりやすいです。


重要なことは、理由を設けることです。

しかも、相手が納得できるような理由、根拠のある理由を示せば良いんです。


先日私がアドバイスした方は、不動産屋と交渉して、

1500万円が1300万円になりました。

交渉で、200万円安くなりました。

遠慮してたらダメです。

まずは、値切ってみて下さい。

それは、値切っても土地は変わらないからです。

言い値で買うのは最後、どうしてもそこが欲しいんなら仕方ないですが。


今日は、土地は探すのではなく選ぶものと言う話でした。

そして、土地は値切らないと損。

土地の値段は目一杯値切ってくださいね(笑)。


次回は、不動産流通の仕組み、建築条件の外し方についてです。

では、また。

 

 

 

 

 

 

 

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