客観的に分析してみてください。

[ テーマ: 家族が幸せになる住まいづくり ]

2010年3月28日08:00:00

こんにちは。

住まいの結婚相談所の若松です。

 

前回は、

一見するとどれも同じように見える工務店。

まずは工務店の特徴を良く知る事から始めましょう。

『地域密着型工務店』

『不動産業者下請け工務店』

『ハウスメーカー型工務店』

『ハウメーカー下請け工務店』

『フランチャイズ加盟の工務店』

これ以外にも色々あります。

自分に合った工務店を選んで家づくりをより楽しく、

より良いものにしましょう。

でしたね。

  

今日は、家づくりの最大のポイントである“業者選び”についてです。

最適なパートナーに出会うために大切な事は、自分が工務店向きなのか、

ハウスメーカー向きなのか、よく分析する事ですね。

 

◆まずは「時間」

家づくりには時間がかかります。

しかし、ハウスメーカーでの家づくりは比較的時間が

かかりません。

営業や設計、インテリアコーディネーターなど、さまざまな

提案をしてくれるでしょう。

ただし、これはそのハウスメーカーの規格の中だけの話です。

自分のライフスタイル、素材や工法などにこだわりのある人

には向きません。

こだわりのある人は、建築主の要望にじっくりと耳を傾け、

それを形にしてくれる地域密着型工務店に向いているでしょう。

 

◆「資金」

金額だけで言えば、ご存知の通りハウスメーカーの方が高いですね。

ハウスメーカーの見積もりには「一式」という内容が多く

詳細は不明瞭です。

オプションも多く、追加の金額が出やすいのが特徴です。

工務店はその反対で、見積書の内容は詳細で明瞭。

原価や経費などを公開している工務店も多いです。

 

◆『こだわり』

「時間」「資金」では、大まかにハウスメーカーか工務店か

という選択しかできない人も多いかもしれませんが、この

「こだわり」によって、自分に合った業者を見つける事が

できると思います。

あなたが「どのような家で、どのような生活を送りたいのか」

という想いをもう一度はっきりと知る事です。

自然素材、耐震性、木造住宅、二世帯住宅、輸入住宅・・・。

もう一度、自分が求めるものを整理しましょう。

そして、あなたの想いにじっくりと耳を傾けてくれる業者

はどこなのかを考えましょう。

ハウスメーカーは大勢の建築主に受け入れられるような情報

発信を行います。

工務店は数ある他社との個別化をはかるため、自社だけの個性

を打ち出しているので、関心を持ってくれるのは数人でもいい

というような情報発信をするそうです。

ですから、インターネットでホームページやブログを見たり、

住宅誌を見たりして、情報収集をしましょう。

また、実際に街で見かけて気になった家があれば、

その家の住民に建てた工務店を聞いてみるのもいいですね。

ただ、勇気がいりますが・・・。

 

◆やはり「人」対「人」

家を「建ててもらう」「買う」と思っている人は多いようですが、

そうではありません。

家づくりは、車や家電製品のように出来上がった物

(見た目も性能もそう違いの無いもの)を買うのとは違います。

何もないところから、造り上げていく物なんです。

だから、建築業者との相性だけではなく担当の営業マンや

工務店の社長まで、人との相性はとても大切です。

情報収集の段階では、この「人との相性」がどうなのかは

まだわかりませんね。

「この人と家づくりをしたい」と思える人に出会うまでは

焦ってはいけないのです。

 

◆とはいっても・・・

自分のタイプを客観的に分析するのは、意外と難しい

ことかもしれません。

それから、「自然素材を得意とする工務店も気になるし、

ハウスメーカーのブランド力も欲しい」
  
というように優先順位が付けられない人もいるでしょう。

そういう人は、私達のような 「中立の立場で答えを出せる

専門家」を活用するのも一つの手かもしれませんね。

 

◆次回は、

土地探しから始めなければならない人も多いでしょう。

その土地探しの前にしなければいけない事を話します。

では、また。

 

 

 

 

 

 

 

 

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