どんな住環境が病気を予防できるんでしょうか?

[ テーマ: お家と病気の不思議な関係 ]

2008年10月26日08:00:00

 

こんにちは。

住まいの結婚相談所の若松です。


今日は住環境について、もっと具体的に考えましょうね。

まず、日照条件。

日当りが良いのと、日当りが悪いのと、どちらがいいですか?

聞くまでもないですね。

次に、日当たりが良いのと悪いのとでは、どちらが体にいいですか?

これも皆、答えは同じでしょう。

日当たりが悪いと、なんか体に悪い影響がありそうですよね。

では、日当たりとも関係しますが、寒いのはどうでしょうか?

寒いと結構、体力を消耗します。

ですから、快適な温度を保つことも必要なんです。

 
次に、湿気。

日本の家は、「湿気ハウス」と言われています。

湿気対策をしておれば、大きな問題は防げます。

湿気が多いと、ダニやカビなどが繁殖しやすい状態になります。

実はカナダは、湿気がとても少ないんです。

では、湿気が少ないとどうなるのか?

ホコリが少しの風で飛んでいき、家の中にたまらないんです。

でも、湿気が多いと、ホコリが湿気にくっついて床へ落ちます。

それで、ホコリがたまっていくんですね。

ですからカナダでは、ホコリがあまり落ちてないので掃除の回数が非常に少ないんです。

で、日本はというと、湿気が多いのでホコリがたまりやすいんですね。

だから、毎日掃除しないといけないんです。


匂いも住環境の要素です。

匂いですが、これから土地を買う人は、気を付けてください。

嫌な匂いがすることに、買った後で気付くという事があるんです。

そうならない為に、朝・昼・晩、週末と平日、何回か現地に行ってください。

ある時間だけ臭う場合があります。

後悔しないために、臭いについても検討しましょうね。

すでに土地がある場合は、風向きを考えてください。

もし、匂うなら、窓の位置、塀などで工夫する必要があります。


明るさを確保するのも大切です。

昼間でも電気つけないといけない。

というのでは、なんか気持ちが沈みますよね。

ですから、昼間も暗いというのも体によくありません。


それから、各部屋の広さ。

これも住環境の重要な要素です。

もしかしたら、狭いほうが「便利」という人もいるかもしれません。

しかし、快適性を考えれば、ある程度の広さは必要です。

欧米では、部屋の広さに最低限の基準があります。

例えば、寝室は10畳以上、それ以上ないと寝室として認められないんです。

ちなみに日本では、例え2畳でも3畳でも、それは個室として認められます。

しかし、欧米では個室としては認められないんです。

それは、人間は狭いところで生活してはいけないということです。

圧迫感があるからなんですね。

一度、寝台列車に乗ったことがあるんですけど、かなり狭かったです。

体は伸ばせるんですが。

寝台列車で寝るのと、キングサイズのベッドで寝るのと、どちらが快適?

聞かなくても良いですよね。


衛生面も重要です。

あなたもよく気を付けてるとは思います。

台所、お風呂、洗面、トイレ、特に水まわりです。

ここが綺麗なのと、汚いのでは、気分的にも違いますよね。

ですから、やっぱり衛生面も気をつけなければいけないんです。


そして、整理整頓。

日本の家って結構、物がいっぱい置いてますよね。

しかし、

トレンディードラマや欧米の映画に出てくる部屋は、すっきりしてませんか?

何故でしょう?

それは、物を置いてないからです。

モデルハウスも同じです。

妙に生活感がないですよね。

それに比べて日本の家は、物が丸見えなんです。

それがが目に入るし、肌でも感じるので、無意識に不快を感じるんです。

すっきりしてる部屋とそうでない部屋、瞬間的にわかりますよね。


以上の点に気を付ければ、病気になりにくい環境をつくることができるんです。

日当りが良く、適度な温度でからっとしていて、風通しも良く、空気は爽やか。

いつもいい匂いがして、各個室は広くて明るい、衛生面も大丈夫。

これらなんですが、今のあなたの家でも、住環境を良くすることができます。

まずはできるところから。

では、また。