[ テーマ: 業者選びの秘訣 ]
2013年12月29日08:00:00
こんにちは、若松です。
今日は、建築家を選ぶ方法についてお話します。
建築家選びの最低条件は、
「あなたの話をよく聞いてくれること」です。
建築家の中には、あなたと家族に合った家をつくる人もいれば、
自分のこだわりをあなたに理解してもらいたい人もいます。
あなたやあなたの家族に合わせた家づくりをしたい建築家は、
家族それぞれの普段の生活パターンや
望んでいる生活プランを聞き出していきます。
そして、そこから得た情報に自分のこれまでの経験をプラスして、
あなたがたに一番ふさわしいと思うプランを立てていきます。
これは、並大抵の労力ではありません。
それに時間もかかります。
しかし、この作業なくしては、よい家を建てることはできません。
よい建築家は、このことをよく知っています。
それをふまえて、気になる建築家と話をしてみてください。
その人がよい建築家なら、
「それはどうしてですか?」
「それからどうなりますか?」
と、とことんあなたに突っ込みを入れてくるでしょう。
でも、もし
「ああ、そうですか」
で済まされてしまったら・・・
その建築家に依頼しない方が賢明です。
2番目の条件は、「住宅完成保証をつけてくれること」です。
建築家の経営状態は、外からは分かりにくいものです。
実際、前金を支払った後に連絡が取れなくなり、
工事がストップしたというケースは多いものです。
建築家と工務店を利用する場合、リスクは2倍になります。
そんなトラブルを避けるためにも、住宅完成保証は重要です。
それに、住宅完成保証制度に加入できるのは
技術力や経営状況など、一定の審査基準をクリアした業者だけ。
この時点で、業者の信頼性を調べることができます。
加入資格を満たさない業者なら、契約は控えた方が賢明です。
3番目の条件は、「OBさんの家を見せてくれること」です。
その時に、建築家のセンスを確認することもできるし、
OBさんからいろんな情報を頂くこともできます。
依頼者・建築家・工務店の3者で行う家づくりは、
何かとトラブルが起きやすいもの。
そんな裏話や建築家の評価を聞くためにも、これは大切な項目です。
新築後の関わり方や人間性についても、こっそり教えてもらいましょう。
建築家選びの条件はこのほかにもありますが、
・あなたを理解しようと努力してくれるか
・業者として信頼できるか
・人として信頼できるか
という最低条件だけは、必ず確かめておきたいものです。
では、また。
追伸 感想や質問などのメールは大歓迎です。
ただし、ネガティブなメールは萎えるのでいらないです。
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