[ テーマ: 住まいづくり情報 ]
2013年7月28日08:00:00
こんにちは、若松です。
1.省エネ基準適合住宅
2.認定長期優良住宅
3.認定低炭素住宅
4.ゼロ・エネルギー住宅
5.LCCM住宅
6.スマートハウス
この中で、あなたが初めて目にしたものはありますか?
これらはすべて省エネ住宅といわれるものです。
ちなみに『省エネ』というのは、
平成11年に定められた『省エネ基準』を満たしているかどうかがカギになります。
この基準を満たしているのが
「省エネ基準適合住宅」「認定長期優良住宅」「認定低炭素住宅」
です。
「LCCM住宅」「スマートハウス」については、
特に定義はないものの、ある一定程度の省エネ能力があることを前提としています。
これらの中で、一番省エネ性が高いのが「ゼロ・エネルギー住宅」です。
省エネ基準住宅よりも10%以上高い省エネ性が求められますから、
省エネにこだわりたい人には一番合っているでしょう。
ところで、省エネ住宅は、一般的な住宅より建築費が高いものです。
そこで、気になるのが補助金や減税などの優遇制度です。
現状で、最も補助金が充実しているのが『ゼロ・エネルギー住宅』です。
国土交通省から最大165万円、経済産業省から最大350万円の補助金が支給されます。
一方で、最近テレビコマーシャルなどでよく耳にするスマートハウスは
補助金は特に用意されていません。
ただ、住宅エコポイントの時もそうでしたが、
毎年支給条件や支給額を見直したり、予算オーバーになったら支給を打ち切ったり
ということがないとは言えません。
ですから、省エネ住宅を建てるときには、
その時点での補助金制度について調べなおした方が賢明です。
一番安全なのは、
補助金が降りなくても建てられるだけの資金計画の中で行う住まいづくりです。
そして補助金がおりたら、それをメンテナンス費用に貯蓄してもいいし、
繰り上げ返済を行うのもいいですね。
いずれにしても
「補助金をアテにしていたのに、これでは首が回らない」
という資金計画だけはやめましょう。
省エネ住宅の種類によっては、
固定資産税や不動産所得税などの税金も、多少変わってくる場合があります。
少しややこしいので、もしかすると間違えてしまう業者がいるかもしれません。
あなたが省エネ住宅にこだわりがあるのなら、
性能や税制の違いを、しっかり予習しておいた方が良さそうですね。
では、また。
追伸 感想や質問などのメールは大歓迎です。
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