安眠のためにブルーライト対策を考えてください。

[ テーマ: 住まいづくり情報 ]

2012年11月18日08:00:00

こんにちは、若松です。

 

あなたは、最近ぐっすり眠れていますか?

もし眠れずに悩んでいるのなら、ブルーライトが原因の一つかもしれません。


パソコン・スマートフォン・テレビなどのLEDディスプレーからは、

常に多くのブルーライトが発せられています。

このブルーライトは、人の目に見える可視光線の中で最もエネルギーが強く、

網膜への負担が大きいものなんです。

そのため、長期間浴びると、加齢黄斑変性になるリスクが高まります。

また、体内時計を狂わせる働きもあります。

ちなみに、ブルーライト対策として、

スマートフォンに専用のフィルムを貼ったり、

ブルーライトをカットするメガネを使う人もいるんですよ。

ちなみに、パソコンをよく使う女性スタッフも、そんなメガネを使っています。

疲れ目や肩こりが激減したので、もうすっかり手放せなくなっています。


紫外線にもブルーライトは含まれています。

ですが、日没になり、紫外線が減ると共にブルーライトの量も減り、

それを察知した脳が

「夜になった」

と判断しています。

そして翌朝、朝日を浴びることで、紫外線の中のブルーライトを感じ、

体内時計がサイクルを正しく調整しています。


ところで、杏林大学 医学部 精神神経科の古賀良彦先生によると

「寝つきが悪い」「眠りが浅い」という睡眠の質の低下は、

軽い不眠症の可能性があるそうです。

睡眠の質が下がった状態が続くと、ストレスを感じやすくなったり、

太りやすくなったり、寿命の長さにも影響を及ぼすといわれています。


ブルーライトと睡眠の因果関係については、

まだまだ分からないこともあります。

ただ、

「ブルーライトをカットすることで良い睡眠を得られた」

という実験結果は、すでに報告されています。


新居を建てる時、位置や照明・カーテンなどに配慮した寝室づくりは大切です。

でも、不規則な食事や不規則な生活スタイルのままで、

就寝直前までパソコンやスマートフォンなどを使用していると、

いくら快適な寝室でも、快眠を得ることはできません。

寝る前の30分くらいはリラックスできる時間をつくり、

あなたの脳の緊張を解いてあげてください。

家族とお喋りを楽しんだり、ゆっくりストレッチをするのもいいですね。


あなたが、仕事で毎日パソコンを長時間使っているのなら、

特に注意してください。

疲れが抜けなくて仕事に支障を来したり、ストレスを感じやすくなった状態で

家族を幸せにすることは難しいですから。

 

では、また。
 

 

 

 


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