[ テーマ: 家族が幸せになる住まいづくり ]
2009年12月20日08:00:00
こんにちは。
住まいの結婚相談所の若松です。
前回は、
毎日を、元気に楽しく過ごすために重要な睡眠の時間。
もし寝なければ、脳と体をしっかり休めることができず、
脳の機能が低下し運動能力や免疫力が落ちてしまいます。
睡眠不足は、現在の便利な生活環境が大きな原因の1つとも言えます。
朝は朝日を浴び、日中は明るく、夜になるにつれ暗くなる。
そんな当たり前の事が、睡眠不足の解消に繋がるんです。
人工的な照明や空調はあくまでも補助と考え、
自然の光や風を最大限に生かした住まいづくりが大切。
でしたね。
今日は、快眠についてです。
◆快眠のためには?
眠気に関わっている、脳内のメラトニンというホルモンは、
日中に光(太陽光)を浴びることで増加します。
このメラトニンが夜になって暗くなると分泌されて、
眠気を感じるようになるんです。
ところが、夜になっても明るい照明の中で過ごすと、
メラトニンの分泌が抑制されてしまいます。
このことが、先ほど睡眠不足の大きな原因の1つとして挙げた
「現在の便利な生活環境」なんです。
遅くまで営業しているお店や24時間営業のお店も増えました。
そういうお店は、夜中でも照明が眩しいほどです。
もちろん部屋の中でも、TVゲームやパソコンや携帯電話など、
明るい画面などで興奮や刺激を目から脳に与えています。
そして、皆さんあまり気にしていないのが部屋の照明です。
あなたは、どうですか?
明るすぎる照明も、やはりメラトニンの分泌を抑制するんです。
就寝前のTV、ゲーム、パソコン、携帯電話などを止めて、
間接照明などを利用した、明るすぎない部屋でゆったりと過ごす
時間を持つことで、自然と快眠につながっていくんです。
◆快適な目覚めのためには?
自然の光を取り入れましょう!
では、どの部屋にも大きな窓をつけて、目一杯日光と風を
取り込めばよいのでしょうか?
先ほどもお話した、眠気に関わっている、脳内のメラトニン
というホルモン。
これは日中に光(太陽光)を浴びると増加し、夜になって
暗くなると分泌して、眠気を感じるようになるんでしたね。
そして、朝はこの反対で、太陽光を浴びることで、スッキリ
と目覚めることができるわけです。
防犯対策や間取りの関係などで、小さい窓1つとか、
窓がまったく無い寝室では、自然に太陽光を浴びることは
難しいと思います。
理想は、夜明けと共にだんだんと明るくなり、太陽光を少し
ずつ浴びることで、体がゆっくり覚醒し、さわやかな目覚め
を迎えるということ。
朝日が入る寝室が一番ですが、太陽光は鏡を利用して取り込
むことでも効果は得られるので、工夫してみましょう。
睡眠と覚醒の場となる寝室の環境づくりに大切なのが、
音、光、室温、湿度、それから寝具。
それに加え、香りやインテリアのカラーなどが寝室環境で
整えるべき要素だと言います。
健康でいるために環境を見直してみましょうね。
次回は、具体的に快眠につながる照明や空調についてです。
では、また。
追伸 感想や質問などのメールは大歓迎です。
このメールに返信してくれれば、私に直接届きます。
ただし、ネガティブなメールは萎えるのでいらないです。
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