生活を楽しみ、快適に過ごせる住まいとは・・・

[ テーマ: 失敗しない住まいづくり ]

2009年2月15日08:00:00

こんにちは。

住まいの結婚相談所の若松です。


前回は、今の家づくりは、業者側の視点で行われている。

建築の知識を持たないあなたが、業者の言葉に惑わされることなく、

自分にとって最適な住まいづくりのパートナーを見つけるためには、

客観的に中立の立場でアドバイスをしてもらえる専門家と、

“どんな住まいにしたいのか”という

“住まいづくりの土台”をしっかり作ること。

と言う話でしたね。


今日は、

あなたにとっての、『生活を楽しみ、快適に過ごせる住まい』と、

あなたの家族にとっての、『生活を楽しみ、快適に過ごせる住まい』は、同じですか?

と言う話をします。


住まいづくりを始めたあなたは、家族で住まいについていろんな話し合いをしていると思います。

パーソナルデータもまとめているかもしれませんね。

住まいづくりというと、どうしても資金・土地・工務店。

と話を進めてしまいそうですが、

どれだけ(最初に出てきた)家族との関係と、話し合いが大切なものなのか、

このメールで知っていただけたと思います。


それでは、前回最後に出した質問、考えてみましたか?

YESがあった人。

住まいづくりに対して、家族全員が1つになれていないのかもしれません。

「なぜ住まいが欲しいのか?」から

もう一度じっくり話し合った方がいいですね。

では、YESが1つもなかった人。

“住まいづくりの土台”は完璧?

いえいえ、そうではないかもしれません。

もう一度パーソナルデータを見直してみましょう。

例えば、部屋に対するイメージや希望です。

あなたとあなたの家族の意見は一致していますか?

そして、今の生活とフィットしていますか?


“新しい住まい”と思うと

モデルルームのような住まいを思い描いてしま人が多いのでは?

リビングで例えると、

大画面の薄型テレビにお洒落なソファー、飾り戸棚、・・・。

でも、実際に生活するとなると、生活感のある物がリビングにあふれてくるはずです。

私は片付けが好きで、“リビングに余計な物は置かない主義”の生活をしているつもり。

でも、雑誌や新聞紙、子どもの学校のお手紙、赤ちゃん用品など気がつくとゴチャゴチャ。

素敵な飾り戸棚。

しかし、子ども達が走り回ってぶつかったら、と思うと怖くてずっと見張っていなくてはいけません。

こんな気を遣った生活、疲れそうです。

長くは続きません。


理想じゃなくて、今の生活にフィットするような部屋づくりが大切なんですね。

以前、雑誌に載っている素敵な部屋、参考にしたいインテリアなどの

切抜きを取っておくとイメージを人に伝えやすい。

と書きましたが、ただ、切り取っておくだけではなく、

どこが気に入ったのか?

何をマネしたいのか?

それを日付と共に書いておくと良いですね。

どんな部屋をイメージしているのか?

そしてその部屋で生活を楽しめるのか?

とてもわかりやすくなると思います。


今の生活をじっくり観察することが、とても大切なんです。

例えば、リビングでの夫、妻、子どもの過ごし方。

今日から1週間、家族で観察し合って見てください。

自分でも気がつかない、なんていうことも案外あるかもしれませんよ。

では、また。

 

 

 

 

 

 

 

 

追伸 感想や質問などのメールは大歓迎です。

このメールに返信してくれれば、私に直接届きます。

ただし、ネガティブなメールは萎えるのでいらないです。