あなたにとって家づくりに必要なものは何ですか? 

[ テーマ: 失敗しない住まいづくり ]

2009年2月8日08:00:00

こんにちは。

住まいの結婚相談所の若松です。


前回は、日常的に目にする住宅の広告やTVCM。

これらの経費(宣伝費)は、一体どこから出ているのか?  

立派なモデルハウスを何軒建てても、赤字にならない。

あなたの大切なお金を、会社の経費に使いたくない。

そんな「からくり」に惑わされないように。

と言う話でしたね。

 
今日は、

住まいづくりのパートナーは、CMや広告では選べない。

あなたが住まいづくりの最適なパートナーに出会う為には、土台を固める必要ある。

という話をします。


一口に工務店と言っても、色々な工務店があります。

1年間に100棟以上建てる工務店もあれば、1~2棟しか建てない工務店だってあります。

新築工事よりもリフォームを多く手がけている工務店だってあります。

それに、工務店によって得意としている工法が違っていたり、

昔ながらの木造住宅が得意とか、

デザインを重視した工務店、コストを重視した工務店、

材料にこだわっている工務店、技術力にこだわった工務店、

最近では、自然素材を売りにしている工務店も多いですね。

何が良い悪いではなくて、あなたにピッタリな工務店を探さなくてはいけません。  


しかし、今の家づくりは施主の視点ではなく、業者側の視点で行われています。

知識のある業者と、知識も経験もなく建築関係に無縁の施主。

どちらが有利かは当然わかりますよね。


例えば、

自社の売りや魅力ばかりを語り、他社の悪口を言う。

こんな話もよく聞きます。

でも、

建築の知識を持たないあなたには何が本当なのか見抜けませんよね。

では、工務店選びを失敗しないためにはどうすればよいのでしょう。


知識を持たない人にとって、

客観的に中立の立場でお手伝いしてくれるところ、

相談に乗ってくれる専門家がいれば安心ですよね。


そして、もう1つ大切なことは、

あなたが“どんな住まいにしたいのか”という

“住まいづくりの土台”をしっかり作ることです。

あなたにとって何が必要で、何が必要でないのか。

これだけでもわかっていれば、

業者の言葉に惑わされることが、少なくなります。


ただ、あなたとあなたの家族にとって、

何が必要で、何が不必要なのか、わかっているようで、わかっていない。

なんていうことはありませんか?


以前、このメールで、

『家族関係がしっくりしないまま家を建てるということは、

“しっくりこない住環境”を作り上げてしまう事になる』

と、書いたことを覚えていますか?

家族間の問題。

波風立てたくないからと見てみぬふりをしていませんか?

もし心配なら、

次の質問に“YES”か“NO”で答えてみてくださいね。

 1.あなた一人だけが家づくりに躍起になっている。

 2.家族と家づくりの話をすると、「あなたに任せるわ」と言われる。

 3.親からの資金援助がある為、間取りや業者について親の言いなりになっている。

 4.子どもの学校の転校時期や、家賃の支払いがもったいないから、

   いつまでに引越したいか期限を決めている。

1~3は、家族が生活を楽しむための住まいづくりなのに、

これでよいのでしょうか?

4は、もちろん大事なことですが、そればかりにとらわれて焦っていませんか?

“焦り”はよくありませんね。

判断を誤ってしまいがちです。
 

では、次回までに、

上記の1~4について、もう一度よく考えてみてくださいね。


次回は、

あなたにとっての、『生活を楽しみ、快適に過ごせる住まい』と、

あなたの家族にとっての、『生活を楽しみ、快適に過ごせる住まい』は、同じですか?

についてです。

では、また。

 

 

 

 

 

 

 

 

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