「病気とお家の不思議な関係」最終回です

[ テーマ: お家と病気の不思議な関係 ]

2008年11月9日08:00:00

こんにちは。

住まいの結婚相談所の若松です。


今日は内的な要因について考えます。

間取りは?

特に子供のことですが、夫婦でよく話し合い、教育方針などを決めてください。

その結論をもとに、子供部屋をどうするか考えます。

その時、大事なのは、

常に、親子が自然に会話できる間取りにしておくことです。

そうでないと、

「子供が何をやってるかわからない」

また、あまりに快適な空間を与えてしまうと、

「ご飯を食べたらすぐに子供部屋に入ってしまう」

と言うことになります。

ですから、そんな間取りは避けてください。


環境は?

繰り返しになるんですが、日照や湿気の問題です。

換気、風通し、匂い、部屋を広くとる。

そういう点に気をつければ、健康を害しにくい、病気になりにくい生活を送れます。

今回のテーマ、

「病気とお家の不思議な関係」

っていうのは、今まで誰も言わなかったんです。

病気になったら、病院に行き治療を受ける。

医者も住環境については何も聞かない。

しかし、本当は、その根本原因はほとんど家にあるんです。

家に使われてる建材であったり、間取り、住環境。

それらが原因で、病気を引き起こしてるんです。


病気とお家の不思議な関係について話してきました。

自分の健康を守り、病気になりにくくするためには、どうすればいいか?

ある程度はわかったんじゃないですか。

それは、家だけではないんです。

職場や学校の環境。

1日の何時間かは、そこで生活するんですから、その環境も大事です。


最後に病気を防ぐ方法をお伝えしました。

これらは気をつければ何とかなるんです。

でも、「建材」ですが、害のない製品を探すとなると、かなり大変です。

それはプロの人でも知らない場合が多いからなんです。

それは、何故かと言うと、石油系の製品は安い。

そして見栄えがいいんです。

また、工事がしやすい。

こういう利点がたくさんあるんです。

だから、手間がかかる自然素材は敬遠されるんですね。

曲がる、縮む、伸びる、傷つき易い、壊れ易いんです。

それで、新建材を使う。

周りがみんな使ってると、当たり前に使う。

ましてや、新しく仕事に携わる人は、それが普通だと思っているんです。

悪いものを使っているという意識がない。


じゃあどうすればいいの?

それは、“業者の選び方”次第です。

施工業者にこういう知識がないとしたら、決していい家にはなりません。

では、どうやって業者を選別するか。

まず、今回の話を代表者か担当者と話しあい、共感してくれるか。

命を預ってるという意識があるか。

そして、健康を考えた家づくりができるか。

でも、そんな業者は少ないですね。


今までそういう観点で、業者を調べたことありますか?

相手はプロ。

だから、鵜呑みにしてしまう。

これは業者に限らず、本もそうです。

本屋さんに売ってる本や住宅雑誌。

これらの中で、もっともらしく書いてる本もあります。

家はこういうふうにして建てないといけない。

こういう方法がいい。

いい家の基準はこれ。

それらを書いた人のスタンスを調べてください。

命を預ってると言う意識があるかどうか。

そういう観点で、あなたが取り入れる情報を選別してください。

では、また。