[ テーマ: 住まいづくり情報 ]
2014年6月22日08:00:00
こんにちは、若松です。
3か月ほど前、雪が舞い踊る昼下がりのことです。
在宅で仕事をしていたスタッフの家に
見知らぬ女性がやってきました。
「太陽光発電システムを設置することになったものの、
分からないことだらけなので、設置している人に話を聞きたい」
と、ソーラーパネルが載っている屋根を探しながら歩いてきたとか。
いろいろ話しているうち、
スタッフは思った以上に女性の知識が少ないことに気付きました。
そこで、
・契約前に屋根の状態を調べ、必要に応じて適切なメンテナンスをすること
・業者の施工実績や、作業者の技術力を調べること
・リフォーム瑕疵保険に加入するのか確認すること
・設置後のサポート体制について確認すること
のほか、思いつく限りのアドバイスを伝えました。
また、
「一緒にお風呂のリフォームをするかどうか迷っている」
とのことだったので、どう暮らしたいかをまず考えて、
それから家族と相談した方が良いのでは、という話もしました。
暮らし方次第で、お風呂に求める内容も変わってきますからね。
玄関で数十分立ち話をして、
お互いに冷え切ったところでお開きになりました。
女性と話す中で、スタッフはその業者に不信感を感じたとか。
というのも、話を聞いたところ、今は契約直前の段階。
なのに、業者の説明不足のために多くの不安を抱えたままの女性が
不安解消のためにとった行動は、業者に説明を求めることではなく、
太陽光発電システムを設置している近所の家への突撃訪問。
しかし、スタッフはその業者に依頼したわけではないので、
彼女の不安を完全に解消してあげることはできません。
スタッフの体験談と仕事で得た知識を話し、最後に
「納得できるまで話を聞いて、この業者なら依頼しても大丈夫、
と信頼するまでは契約しない方が良いですよ」
と伝えることしかできなかったんです。
新築もリフォームも、
初めて経験する人には分からないことだらけです。
どんな知識が必要か、何を確認すればいいのかわかりません。
そんな不安をやわらげてあげたいと思う業者は、
きちんと準備し、丁寧に対応しているはずです。
依頼する人の不安は共通している部分が多いでしょう。
だから、準備するのはそう難しいことではないはず。
業者とは、定期点検を通して長い付き合いをしていく間柄です。
だから、たとえ契約直前といえども、仕事力や人間力に不安が残る場合、
「本当にこの業者に依頼していいのか?」
と立ち止まる勇気は大切です。
では、また。
追伸 感想や質問などのメールは大歓迎です。
ただし、ネガティブなメールは萎えるのでいらないです。
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