[ テーマ: 住まいづくり情報 ]
2013年1月20日08:00:00
こんにちは、若松です。
施工業者との契約を終えると、ワクワクする一方で
現実的な問題を考えなければなりません。
・ご近所への挨拶について
・地鎮祭について
の2点です。
そこで、今日はご近所への挨拶についてお話します。
ご近所さんといい関係を築くには、
着工前の挨拶をおろそかにしてはいけません。
これから数ヶ月間、沢山の車や業者が出入りするほか、
騒音やホコリで、多くの迷惑をかけるのですから。
その回数ですが、最低でも着工前と引っ越し後の2回は挨拶しましょう。
「〇月〇日から工事でご迷惑をおかけします」
「引っ越しました。これからお世話になります」
という意味合いの挨拶です。
その時、自治会や班の情報を教えてもらえたら、
自治会長さんや班長さんに挨拶しておくことをお勧めします。
挨拶は、情報収集の大切な機会です。
ゴミステーションのこと、子ども会のこと、町内会の加入状況など、
あなたが知りたい、いろんなことを尋ねることができます。
きっと緊張するでしょうが、相手が気さくな方だったら、
遠慮せずに聞いてみるといいですよ。
その着工前の挨拶ですが、地鎮祭の日がオススメです。
地鎮祭には業者も参加していますから、終わり次第一緒に挨拶に行きます。
ただ、業者の仕事の都合もあるので、事前に相談しておいてくださいね。
そうすれば、あなたが工事のことで分からないことがあっても、
業者がご近所さんの質問に答えてくれます。
ご近所さんも、別々に挨拶に来られるより1回で終わる方がラクでしょうし。
この時に持っていきたいのがメモ用紙です。
同じような家が並んでいた場合、どの家が留守だったか忘れるもの。
それに、訪れる時間帯によって家の印象も違うので、
念のために留守宅を記録しておくのです。
よく似た外観の一戸建てが数軒並んでいたり、
留守だった所も後になるとわからなくなってしまいます。
挨拶を終えるたびに、簡単な地図を書いてチェックするといいでね。
後日、留守だったお宅に挨拶に行く時、助かります。
ところで、メルマガを読みながら
「挨拶に行く時って、何を持っていったらいいんだろう・・・」
と思いませんでしたか?
これは、皆さんが悩む問題です。
・タオルはいらない人もいる。
・洗剤は粉末や液体など、それぞれにこだわりがある。
・お菓子は賞味期限やアレルギーの問題がある。
と、誰もが満足するものなどないからです。
では、逆の立場で考えてみましょう。
あなたが挨拶を受ける立場だったとしたら、
一番気になるのはどんなことでしょう。
工事のことや、施主の人柄などではありませんか?
ですから、手土産にこだわるよりも、
万が一ご迷惑をおかけした時の連絡先を伝えたり、
あなたの家族構成や誠実な人柄を示すことの方が大切です。
この時、家族で挨拶に行けば、
「わが家の子は〇人で、〇才ですよ」
と会話が弾みやすいものです。
ただ、話に飽きた子どもが走り回るとヒヤヒヤしますけどね。
これから挨拶のことで迷った時には、
相手の立場で考えてみましょう。
私がご近所さんだったら、相手に望むのは品物ではありません。
業者や施主の誠実な対応です。
だって、誠実ではない業者や施主に、
家族との大切な暮らしを邪魔されるのはつらいですから。
では、また。
追伸 感想や質問などのメールは大歓迎です。
ただし、ネガティブなメールは萎えるのでいらないです。
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