[ テーマ: 資金計画 ]
2012年1月22日08:00:00
こんにちは、若松です。
寒い日が続きますね。
私が住む香川県では、インフルエンザが流行しています。
お互い、体調管理には気をつけたいものですね。
さて、今回は安心なローンの組み方についてお話します。
まず、何より大切なのは頭金です。
できれば3割以上は用意しましょう。
今は、頭金ゼロでも借り入れができますが、
頭金があると、月々の支払いも楽だし、総返済額を抑えられます。
貯める時は大変ですが、後々の心の余裕が違いますよ。
少し前までは
「住宅ローンは、収入の30%以内なら大丈夫ですよ」
と言われてきました。
しかし、最近では『20~25%』が安全だと言われています。
ちなみに、我が家は子供が3人いるので、
教育費を考慮して20%に抑えました。
子供の進学が続くと、
「金額を抑えておいて良かったな」
と実感します。
何より、体調が悪い時に、無理して働かずに済むので助かります。
歩合給・日給月給といった給与体系でも変わりますので、
計算は慎重にして下さいね。
ところで、私が支払い額を抑えたのには、他にも理由があります。
私が中学生の頃、近所のおじさんが、
体調が悪くても病院に行けず
(住宅ローンなどの支払いに追われていたそうです)
働き続けた結果、新築後数年で亡くなったからです。
介護のため、奥さんが勤めを辞めたことも影響したのです。
子供心に、住宅ローンの恐ろしさを知った出来事でした。
彼らに資金計画の知識があれば、きっと防げた出来事です。
当時の金利は7%前後だったので、彼らの心理的負担を思うと
心が痛みます。
現在の低金利でも、契約するご主人方は
「書く時に手が震えた」
「契約前後は、恐ろしくて眠れなかった」
と言うくらいですからね。
命を担保にローンを組むのですから、
その意味を知っている人ほど怖いのかもしれません。
さて、金融機関では『融資可能額』を算出してくれます。
「これだけ借りれるんだ~」
とワクワクしないでくださいね。
大切なのは『返済可能額』です。
目安として、修繕費や税金用に月1~2万円を貯蓄するものとします。
子供の教育費も、こつこつ貯めなければなりません。
退職金は、老後の資金として考えましょう。
その上で、あなたが返済に充てられる金額はどれくらいでしょうか。
住宅ローン減税などの優遇措置はありますが、
そういった制度を当てにしない予算組みをしましょう。
余ったら、繰り上げ返済に当てられます。
何より、制度が突然廃止になっても慌てずに済みます。
無理のない返済計画を立てると、
支払い可能額の少なさにがっかりするかもしれません。
その時は、頭金を増やすことを考えてみましょう。
実際に払い始めたら分かるのですが、安心予算は重要です。
建築時期を遅らせたり、家計を見直したり、
いろんな方法で頭金は貯められます。
慌てて決断すると、大切なものが見えなくなることがあります。
一番大切なことなので、
返済可能額については、じっくりと考えてくださいね。
では、また。
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