工務店での家づくりとは?

[ テーマ: 家族が幸せになる住まいづくり ]

2010年3月14日08:00:00

こんにちは。

住まいの結婚相談所の若松です。

 

前回は、

『自分に合った業者を選ぶこと』についてでしたね。

まず、ハウスメーカーに向いている人とはどんな人?

ハウスメーカーの最大の特徴は“わかりやすいこと”。

なぜわかりやすいかというと、1つはカタログや展示場に

お金をかけていて実際の家やインテリアをイメージしやすい

ということ。

もう1つは、品質の安定やコストダウンのために工場で

部材を大量生産しています。

そのため、素材や工法がある程度決められていて

その中から選べばよいからですね。

そこに魅力を感じる人は、ハウスメーカー向きの人。

素材や工法などにこだわり、一つ一つじっくり話し合って

決めたい人は、ハウスメーカーに向いていないと言えます。

でしたね。

 

今日は、工務店での家づくりについてです。

ハウスメーカーの最大の特徴は“わかりやすいこと”でしたが

地域密着型の工務店最大の特徴は“施主のライフスタイルを

第一に考えた、大量生産ではない家づくり”です。

工務店によって、工法や素材などにそれぞれこだわりを持って

いることも多いんです。

またハウスメーカーとは違い、標準設計とかオプションという

考え方がないので、見積もりの価格と最終の価格に大きな差は

ないですね。

 

◆地元の小さい工務店

自分だけの家づくりができるという所には魅力を感じるけれども

会社組織が小さい工務店。

もし倒産したらどうするの?

と思いますよね。その気持ちはよくわかります。

ですが“住宅完成保証制度”というものがあります。

これは住宅の建設中に、業者が倒産するなどして工事が中断

してしまった場合に、(財)住宅保証機構が前払い金の損失や

追加の工事に必要な費用を保証するというもの。

希望すれば、工事を引継ぎ完成させる業者をあっせんして

もらえます。

この制度を利用するためには、住宅工事を発注する際に

住宅保証機構による住宅完成保証制度の保証を受けることが

必要なので、前払い金を支払う前にこの保証書が発行されて

いることを確認してくださいね。

多くの工務店は登録しているようですが、もし、発注予定の

住宅建設業者が未登録業者の場合は、工事契約までに登録を

完了するように請求しましょう。

 

◆会社組織が小さいということは長所でもあります。

最初の窓口から引渡しまで担当者が同じということも多く、

コミュニケーションが取りやすいという点。

それから地域密着型工務店は、その地域で昔から家を建てて

きたわけですね。

地域での評判をとても気にするでしょう。

自分達が造った家をいつまでも守ろうとしてくれると思います。

 

一口に工務店と言っても、さまざまなタイプがあります。

次回は、工務店をタイプ別にわけて、

あなたにあった工務店を考えてみましょう。

では、また。

 

 

 

 

 

 

 

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