[ テーマ: 家族が幸せになる住まいづくり ]
2009年12月13日08:00:00
こんにちは。
住まいの結婚相談所の若松です。
前回は、寝室のお話でした。
睡眠が重要であると認識している人は多いのに、
寝具や寝室の環境にまで気を遣っている人は多くないですね。
寝具のように、簡単に変えることができない寝室の環境は、
家を建てるときに工夫してみてはどうでしょうか。
まず土地の周辺を観察しましょう。
大きな道路や線路などありませんか?
方角と日当たりもチェックしましょう。
季節を考慮することを忘れずに。
小さいけれど気になる生活音はありませんか?
家を建てる前に、間取りをちょっと工夫することで、
快適に眠れる環境を作ることができますよ。
でしたね。
今日は、睡眠の話です。
睡眠の時間とは何ですか?
そもそも、昼間に使った脳と体をしっかり休ませてあげる時間です。
もし寝なければどうなってしまうのでしょうか。
仕事が忙しかったり、考え事や悩み事があったりして眠れない日が続くと、
ボーッとして集中力がなくなったりしたことはありませんか?
目の下にクマができたり、肌が荒れたりしたことはありませんか?
それは、脳の機能が低下して運動能力や免疫力が落ちてしまうからです。
眠っている間に血液が再生されたり、細胞が修復されるそうです。
・・・とここまで聞くと、本当に睡眠って毎日を元気に、
楽しく過ごすためにとっても重要なものなんだなと思いますね。
◆不眠の人が増えているのはなぜなのでしょうか?
不眠の原因は前回お話した騒音などの住環境よりも、
現在の便利な生活環境が大きな原因の1つかもしれません。
残業など仕事による体や心の疲労(ストレス)に加えて、
インターネットやゲームで夜更かししやすい環境。
街は24時間営業のお店が増えて、夜中でもとても明るいです。
朝日を浴びると体内時計がリセットされて快適に目覚めることができる、
という話を聞いたことはありませんか?
太陽の光を意識しない毎日を送ることで体内時計が狂い、
眠れなくなるんだとか。
つまり、眠りには自然を感じる生活を送ることが、
とても重要ということでしょうね。
朝は朝日を浴び、日中は明るく、夜になるにつれ暗くなる。
人工的なものばかりに頼らず、自然の光と風を最大限に生かした
住まいづくりが大切なんです。
◆自然の補助として人工的なものを取り入れよう
敷地や室内の日当たりを確認し、風の流れはどうなるのかを考えた上で
窓や扉の配置を決めましょう。
人工的な管理によって作られる環境ではなく、
自然の光や風で作られる環境の方がより重要です。
とはいえ、すべてを自然に頼ることは難しいし不可能です。
人工的な照明や空調はあくまでも補助と考えて、
上手に取り入れてくださいね。
次回は、
どんな事に気をつけて自然の光や風を取り入れるのか。
快眠につながる照明や空調とはどんなものなのか。
についてです。
では、また。
追伸 感想や質問などのメールは大歓迎です。
このメールに返信してくれれば、私に直接届きます。
ただし、ネガティブなメールは萎えるのでいらないです。
│この記事のURL|